2016年12月

坪田 一男 「ごきげんな人は10年長生きできる ポジティブ心理学入門」 文藝春秋 2012年発行

 健康といえばとかく食事や運動に目を向けがちだが、実は心理社会面の良好な状態や豊かさが大きく影響し、幸福度も異なることをご存じだろうか。例えば、生活を楽しんでいる人は脳卒中や心疾患による死亡率が低く、仲がよい夫婦の方が病気やけがが治りやすい。不機嫌そうな人に近づかないほうが健康にはよく、幸せや肥満は伝播することなどが科学的に証明されている。「本当か?」と疑う人はご自身の健康保持のためにも一読がお得。

(大学院健康支援学研究科研究科長 竹田徳則)