2017年12月

伊勢華子 『「たからもの」って何ですか』 パロル舎 2002年発行

~私のたからもの~

 20代、仕事で出向いた東南アジアの貧しい村で、9歳の男の子にインタビューした。
<将来の夢は何?>彼は少しはにかんで言った「小学校に行くこと!」
学校に行く。私には日常のそれが、目の前の子には叶わない夢である現実。行き場のない思いを抱えて宿泊所に帰り、号泣した。
この本は、あの時を思い起こさせる。世界の全ての子どもの夢が、宝物が、守られますように。強く祈る。
ところで、あなたの「たからもの」って何ですか?

(リハビリテーション学部 牧野多恵子)