2018年3月

大村はま白寿記念委員会編 「かけがえなきこの教室に集う-大村はま白寿記念文集」 小学館 2004年発行

 新米教師時代の私は、生徒に敬意を払うこともなく、上から目線であった。本書を手に取り、その中身にのめり込んだものだ。「子どもを侮ってはいけない。......。本当はとてもかなわない。」という、教えながら教えられるの精神は、今も息づく教室、生きて活動する教室、遙かな未来にも確かにともり続けている教室を実現する。教師は与え続け、生徒は求め続ける。一つの教室に集う喜びと誇りに満ちた日々。私を熱くさせた一冊である。

(経営学部 髙須博)