童門冬ニ 「小説 上杉鷹山」上・下巻 学陽書房 1983年発行

 私が教壇に立ち7年ほど経った頃、先輩から薦められたのがこの二巻の本でした。勿論、鷹山は知りませんでしたが、私が育った吉良町の吉良家と米沢市の上杉家との姻戚関係があり、早速、読んでみました。
 鷹山は、上杉家の養子として未知の地に入り、人の心を掴み、藩の立て直しをし、さらに、人として深い愛情を持ち合わせた鷹山の人間性には心打たれるものがありました。一読する価値は充分あります。また、鷹山の師でもある細井平洲の出身地で教鞭をとるのも不思議な縁を感じています。

(経営学部 加藤幹根)