フィリップ・キンドレッド・ディック (訳/浅倉久志) 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 ハヤカワ文庫 1977年発行

 逃亡してきたアンドロイドを賞金稼ぎが追うというのがあらすじです。アンドロイドというと、スマートフォンのOSが思い浮かびますが、ここでのアンドロイドは人造人間です。
 「人間と人工知能の違い」や「人間とは何者か」という問いを突き付けられる小説です。
 また、1982年に公開された映画『ブレードランナー』(リドリー・スコット監督)の原作でもあるので、映画と合わせて読むことをおススメします。ジャンルでいうとSFの中のサイバーパンクといわれることもあるようですが、サイバーパンクが登場・流行したのは80年代なので、非常に先駆的な作品ともいえます。

(経営学部 天野圭二)