2019年2月26日

宮沢賢治 「雨ニモマケズ」 新潮文庫 『新編 宮沢賢治詩集 平沢退二朗編』 所収 1991年発行

~ どう生きるか、を考える ~

 この詩は、日本語教師としての私の原点を思い出させてくれる詩です。約20年前、私は大学院を休学し、ベトナムの大学で日本語を教えていました。文化や生活環境が異なり、暑さで体調を壊したり、日本語を教える難しさにぶつかったりしていた時、この詩に再会しました。慎ましさや他者への思いやりにあふれた言葉が心に響き、どう生きていくかということが見えたようで、とても励みになったことを昨日のことのように覚えています。

(経営学部 伊藤春子)