「研究室」の本棚

こんにちは!観光まちづくりコースの天野圭二です。

大学は高校までと違って、各先生が個別に「研究室」を持っています。
講義で教壇に立つ以外に、各先生方が興味に基づいた研究を進めておられるので、
機会を見つけて先生方の研究室をたずねてみることをお勧めします。
特に本棚に個性が出ていて面白いですよ!

私自身も各先生方の研究室に行くとき、
用件とは別に、本棚に意識が行ってしまいます。
意外な本を読んでらっしゃったりして、少し感動を覚えたり。

最近だと経営学部の某先生の研究室にリチャード・ドーキンスの
『利己的な遺伝子』があって、感心してしまいました。
専門領域からははるかに遠いはずなのになあ。
勉強熱心な先生です。

この本、人間は遺伝子を運ぶための器であるという議論なわけですが、
純粋な学術書というより、ドーキンスに言わせると
「サイエンス・フィクションのように読んでもらいたい」というだけあって、
なかなか読ませる本です。

写真は私の研究室の本棚の一部です。
フィンランド語の辞書や国際関係学のテキストといった英文の本から、
ゲームソフトやマンガまで。

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ゲームやマンガは文化経済論という講義で使ったりもしています。
少し難しく書くと、アニメやゲーム、マンガなどのコンテンツを
継続的に生み出す社会的な仕組みや、
生み出されたコンテンツの活用方法についての国際比較研究を進めているので、
こういった本が必要になるわけです。
私から皆さんに伝えたいのは、
学生の頃からたくさんの本に触れることの大事さです。
なにも難しい本にだけ価値があるのではありません。
まずは好き嫌いせずに触れること、そしてその本の背景も含めて「読む」こと。

「面白かった!」と自信を持って言える、良い本と出合えるといいですね!

Nam et ipsa scientia potestas est.
---Bacon『Meditationes Sacrae, De Haeresibus』
  「なぜならば知識そのものは力であるから」