中国・台湾留学レポート56(1年間の留学生活を総括)

こんにちは。経営学部で国際ビジネスと留学を担当しています盧聰明です。

星城大学の奨学金付き単位認定留学プログラム
1年間(2014年2月14日~2015年1月17日)台湾の真理大学への留学を終えた学生の
「総括報告書」(留学体験談)を元に2回に分けて編集をしました。今回はその2です。
1年間の学生の成果・成長を感じていただけると思います。

2015年1月御厨凌君の「総括報告書」より。


台湾の気温は一年を通して温暖な気候で、夏は30度を越える日がほとんどで、
冬でもだいたい15度程あり、風がなければ薄い長袖で生活できそうなくらい暖かいのです。
しかし、僕らが住んでいた淡水は雨がよく降り風も強く、
台湾の中では寒い地域で気温の差が激しく、雨が降った日などは風も強くとても寒く感じます。
このため一年間を通して体調管理が大変でした。


台湾に行った当初は、
真理大学に留学している先輩方にいろいろな場所に連れて行ってもらったり、
真理大学の日本語学科の学生を紹介してもらったりして、
中国語よりも日本語での会話が中心でしたが、
バスケを通じて台湾人の友達が増えていきました。
中国語が話せない僕を台湾の人たちは優しく迎えてくれました。
スポーツは言葉が通じなくてもそれなりにできるので、
言葉の通じない場所ではとてもいい交流手段になると思います。


台湾の真理大学の寮での生活は、初めてのことが多くとても苦労しました。
日本では炊事・洗濯を親がやってくれていて自分ではやっていませんでした。
いざ自分でやるとなると、やらなければいけないことが多すぎて、
考えながら生活していかないとお金がなくなってしまったり、
時間が無くて全てが中途半端に終わったりしてしまうので、とても大変でした。

寮の部屋は4人部屋で台湾の人達と生活するのですが、
生活感覚が違いとても苦労しました。
ルームメイトの台湾人は、お風呂の入り方が汚くかつとても長く、
彼が出た後はいつもお風呂場がベトベトで、
夜寝る前にも関わらず大音量で音楽を聴いたり動画を見たりで、
基本的に自分を中心に行動していたので、
僕たちが自分の意思を伝えないと我慢するしかなく、
最初のころは我慢でとても大変でした。
寮での生活はいろいろのことを学びましたが、我慢することが多かった気がします。

後期には寮の部屋とルームメイトが変わり、同じ階の台湾人と仲良くなり、
その台湾人の友達とバスケをしたり、ご飯を食べたり、僕らの部屋でいつも話をしたりしていました。
彼にはいろいろなことを教えてもらい、中国語も彼のおかげで少し進歩したと思います。


中国語は台湾に行った当初のことを考えたらとても進歩したと思います。
行ったばかりの頃は中国語の発音、四声がまったく分からず、
自分の意思すら伝えられなく会話にもならなかったのですが、
今ではなんとなくですが相手が言っていることが理解でき、
友達となら会話の7割位は理解でき、それに簡単ですが返事する位にまではなりました。
やはり語学を学ぶのは、その国に行ってその言葉ばかりの環境での勉強する方が、
語学をスムーズに吸収ができて進歩が早い気がします。

台湾では中国語の試験を受けることができなかったので、台湾での勉強を生かして、
就職までに中国語検定HSKの5級を目指してこれからも勉強していきたいと思っています。


台湾での生活は日本には無いことばかりで、やること全てが初めてのことばかりでした。
そのため物事に対して違った角度から見ることができるようになり、
新しい価値観が生まれました。
日本で生活していては、全く生まれなかった価値観だと思います。

他にも台湾の生活していくうえで、お金にとても関心を持ちました。
僕らが台湾で暮らしている時に経済政策でアベノミクスが行われたため、
3~4ヶ月の位の短い間で、急激に台湾のレートが上がりました。
円安になりすぎたため、その後の解散総選挙など政治と経済に興味を持つことができました。

1年間で台湾のいろいろなことを勉強して、とても実りのあった一年だったと思います。
文化や語学、日本にいてはどれも得られないことばかりで、1年の生活全てが勉強になり、
僕のこれからに大きな影響を与えると思います。
長いようで短かった留学生活はとても勉強になりました。
また機会があれば台湾に行きたいと思います。