2022年2月16日

髙濱ゼミ)illustratorを使ってキッチンカーのチラシを考案

女性キャリアマネジメント分野 髙濱優子ゼミでは、産学連携を通じて社会貢献と自己成長を両立しています。
2021年度においては、株式会社仙拓のキッチンカー事業「Eatluck」のチラシをAdobeのIllustratorで制作しました。

代表取締役社長の佐藤仙務氏は「寝たきり社長」として知られており、生まれつきの難病で、高校卒業後に就職が困難であったことから「働く場がないなら自分で会社を作ろう」と起業し、様々な事業を展開されています。佐藤社長がキッチンカー事業を始めようと思われたのは、病院、施設などでの生活を余儀なくされている障がい者や何らかの疾患を抱える方に「食」で生きる力を与えたい、また、いつかキッチンカ―事業でも障がい者の方の就労を可能としたい、といった想いに共感し、髙濱ゼミの研究テーマであるダイバーシティや、SDGs の「8.働きがいも経済成長も」に合致していること。さらに、将来は起業をしたいというゼミ生もいることから起業家である佐藤社長の新規事業へのご支援として、チラシ制作を行いました。

まずは、佐藤社長からEatluckへの想いや販売メニュー、掲載してほしい内容等を伺い、ゼミ生からも質問しました。これは、広告会社の社員がクライアントのニーズを引き出し、作品イメージを固めていく作業と同様です。それからチラシデザインの制作に入りましたが、ゼミ生全員がillustratorを使用したことなく、DTPオペレーターの玉田様からレクチャーを受けて、各人が試行錯誤の末、後日デザイン案が完成。
それを、佐藤社長をはじめ全員の前で一人ひとりがデザインに込めた想いや工夫をわかりやすく発表しました。

印刷物やWEBデザイン事業をしている佐藤社長や玉田様から、プロの視点で作品の良い面や、もっとこのようにしたらよくなるといった改善点を具体的にレクチャーしていただきました。
そして、デザイン案の中から1作品を佐藤社長が選んでくださいました。

しかし、本プロジェクトはここまででは終わりません。採用作品をチラシにし、納品するまでが一連のプロジェクトです。佐藤社長のイメージしているチラシのサイズや質感、厚さを検討し、印刷会社の方と打ち合わせを重ねます。紙サンプルを実際に触りながら、印刷会社の方からのアドバイスも参考に決めていきました。最終的にチラシが出来上がり、キッチンカ―自体のデザインもチラシ案のデザインイメージに近しくなっていることをデザインした学生は非常に喜んでいました。

一連の産学連携アクティブラーニングのプロジェクトを終え、ゼミ生達からは「仕事とは、自分よがりなものを作るのではなく、クライアントのニーズを実現するようなものでないと採用されないことがわかり、社会人になる前の良い教訓となった」、「illustratorをはじめて使ったけど楽しかった!」「広告会社の業務体験ができた」等の感想がありました。

現在もキッチンカー「Eatluck」は、様々な場所で美味しい食事を提供しています。是非購入してみてください!
※本事業は令和3年度東海市大学連携まちづくり推進事業の補助金の交付を受け実施いたしました。

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▲ 星城大学キッチンカ―チラシデザイン案の発表(チョウさん)

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▲ 星城大学キッチンカ―チラシデザイン案の発表(時任さん)

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▲ 星城大学キッチンカ―チラシデザイン案の発表(田坂さん)

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▲ 印刷会社との打合せ(時任さん)

佐藤仙務社長と学生との集合写真⑤.jpg

▲ 佐藤仙務代表取締役社長とプロジェクトメンバー集合写真

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▲ 「Eat Luck」のチラシ