2014年2月

プレゼンテーションは難しい!?

こんにちは。作業療法学専攻の冨山です。

人前で何かを発表するのはとても緊張しますよね。
胸がドキドキして、うまく話せるだろうか、
聴いてくれるだろうかと不安も募りますよね。
皆さんはどうですか。
実は私もドキドキする1人です。

作業療法士は、対象者を治療、訓練するだけではなく、
病院では多職種と担当症例について話し合いをする場があります。
そこでは作業療法の視点から、症例の説明が求められます。
また、職場内での報告会、さらには学会での発表と
プレゼンテーションを行う機会は実に多いのです。

プレゼンテーションは、
事前の準備も大変ですし、
発表をする時に緊張と不安が常に付きまといますが、
この経験をすることで自分が何を伝えたいのか整理でき、
人に聴いてもらうことで足りない部分が見えてきて、
自身のステップアップにつながる重要な機会となります。

先日私は、リハビリテーション学部教員の研究報告会で、
自分の研究報告
「運動パフォーマンスによる認知機能スクリーニングの可能性」
をプレゼンテーションする機会がありました。
スライド作成では、文字数や見やすさを考えたり、
発表ではどこを強調するべきかなど、事前に十分に考えましたが、
他の教員の前でいざ報告となると、とても緊張しました。
皆さんも大学に進学すると、
プレゼンテーションをする場面が多くなることでしょう。

星城大学では、
情報処理演習でパソコンを使ったスライド作成の方法を修得し、
それを活かして作業療法専門科目の講義や演習で
プレゼンテーションを行う機会があります。

星城大学では、専門的な知識や技術の修得に留まらず、
2013年12月11日のブログにある卒論報告会のような
「プレゼンテーション力」を身につけた
作業療法士の育成にも力を注いでいます。

最後に、
私がプレゼンテーションの参考にしている本を紹介しておきます。

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作業療法の研究と学会発表

こんにちは。作業療法学専攻の飯塚照史です。
今回は作業療法の研究についてお伝えします。

色々なことに、みなさんが"素朴な疑問"を感じるなら、「研究」の素質があります。
例えば、"なぜ空に雲が浮かんでいるんだろう?"
"なぜ、褒められるとやる気が出るんだろう?"
"なぜ走るのが速くならないんだろう?"など、
そんな漠然とした疑問から研究は始まります。

これらを"本気で調べたい!"と思えば「研究」の開始です。
そのためには、
まず、"今、分かっていること"を過去の研究成果から調べなければなりません。
調べることで"分かっていないこと"もたくさんあることが分かってきます。
これが、「研究」の種(たね)になります。

次に、疑問を解決する方法を考え、「研究」のスタート地点に立ちます。
そして、色々なことを試して、自分の分からないことが分かったか?について深く考えます。
問題が解決できたら、その成果をみんなに伝えるために論文を書いたり、
発表したりして、多くの人の意見を求めます。
報告が参考になれば、次の世代の「研究」者の糧(かて)になります。

さて、作業療法で行われている研究にはどのようなものがあると思いますか?
作業療法の"作業"とは、人間が行うすべての事柄を指しますので、
とてつもなく広い分野で行われています。
"作業"を行っているときの、筋肉(きんにく)や神経(しんけい)、
脳や心臓の働きを調べたり、地域の方が健康になるための方法を調べたり、
対象者の方の気持ちを活き活きとするためのコミュニケーション方法を調べたり・・・、
これまでのブログの内容を読めば、
作業療法には多くの分野と関心事があることが分かると思います。

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先日、私は山口県下関市で行われた「中部日本手外科研究会」で発表してきました。
私の発表した事柄は、手をけがした人の「リハビテーションはいつまで行えば良いのか?」です。
素朴な疑問"だと思いませんか?
"素朴な疑問"を感じ、過去の研究成果から"分かっている事"を探し出して「研究」の種を作り、
私の研究が次の世代の方の"糧"になるようにと研究を行い発表しました。
その結果、整形外科医と共にリハビリテーションについて熱く語り、多くの議論ができました。

教員だけでなく、病院や施設で働く作業療法士も、
そしてみなさんも"素朴な疑問"を持っているはずです。
「研究」は大変ですが、決して難しいものでもありません。
あきらめずに積み重ねていくことで、みんなが幸せになれる、
そう信じて星城大学作業療法学専攻の教員は教育と研究に取り組んでいます。

星城大学では、さらに高度な研究を行うために大学院を備え、
卒業後も研究に関する支援体制が整っています。
星城大学は、「先駆的役割を担える作業療法士の育成」にも力を注いでいます。

最近うれしかかったこと

こんにちは。リハビリテーション専門医の安倍基幸です。

私は現在、大学では1年生から4年生まで担当科目を持っており、
さらに大学院生(3年履修が多い)の1年生から3年生まで学生を指導しています。
合計で7学年の学生を教育・指導していることになります。
7学年ともなると、それなりに苦労も多いのも事実ですが、
嬉しいこともあります。
最近、嬉しかったことは、
大学院生の早川君が、医師がメインの昨年秋の学会で、
学会奨励賞を受賞したことです。
大変栄誉なことで指導者冥利に尽きます。
この記事は大学HP上にも紹介されておりますので是非ご覧ください。

さて個人的なことですが、私の出身地は宮城県東松島市です。
3.11の津波により大きな被害を受けた町です。
復興しつつあるとはいえ、いまだに大きな爪痕を残しております。
昨年秋に所用で帰りました際に、
隣の石巻市の日和山から撮った北上川河口の写真を紹介します。
海岸近辺はほとんど手つかずの状態がわかると思います。
東北地方へ旅行の際には、
是非足を伸ばし自分の目で3.11の災害の跡と、復興を見てください。
自然の時としての凶暴さと、
それに対処する人間の叡智を感じることができるかもしれません。

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