2014年6月

臨床実習で学ぶこと

こんにちは。作業療法学専攻の飯塚照史です。


作業療法士の資格を取得するには、学内での勉強に加えて
学外での臨床実習が必須となっています。

星城大学作業療法学専攻では、2年生で1週間、3年生で3週間、
そして4年生では8週間を2回の合計20週間の臨床実習を行っています。
原則的にどの実習も1人で病院などに行き、
現場の作業療法士から直接指導を受けます。

大変だなぁと思う人もいるでしょうが、
4年生で4月から8週間の実習を終えた学生からは、
「大変だったけど、作業療法の仕事が魅力的に思えた」
「患者さんに最後の挨拶に行った時に、明日からお会いできないと思うと涙が出た」
「自分の未熟な部分が分かったから、次はもっとがんばらなくちゃ」
など、作業療法士としての責任と手応えを感じているようです。


写真は、2013年7月のブログでお伝えした「スプリント作製」を、
実習の場面で私が指導しているところです。
大学の講義では「作り方」を伝えますが、臨床の場面では、
患者さんの医学的な状態、患者さんとの信頼関係、
その人らしい生き方を踏まえた上で、
初めてその人に合った「スプリント作製」の技術が活きてきます。
ちなみに、学生が作製をし始めたのですが、
学生は大学で学んだ時の様に作れず、私が途中で交代しています。(笑)

photo.jpg

しかし、「出来ない事が分かる」という事も、臨床実習で学ぶべき事柄です。
こうして試行錯誤しながら、作業療法士として必要な知識、技術、
心を学ぶのが臨床実習です。


星城大学はこれからも、「実践力のある作業療法士の育成」を目指していきます。