2016年7月

筋肉の活動を確認する

こんにちは。作業療法学専攻の冨山です。

 先日、勤務している病院に麻痺によって筋肉が活動しているのかどうかがわかりにくい患者さんがいらっしゃいました。そこで活躍したのが筋電図です。調べたい筋肉のある皮膚表面に電極をつけ、筋活動があるか調べてみました。すると、波形が出てきて筋が活動していることを確認できました。写真はその時の波形です。
 患者さんからは「動いていなかったらどうしようと思っていました。少しでも筋肉が動いていることがわかって本当に嬉しいです」と言っていただけました。
 我々の手足が動くのは、筋肉が収縮してその力が骨に伝わることによります。通常、筋肉の収縮は視覚的にも皮膚の上から触れるだけでも確認することができます。しかし、麻痺などによってその収縮がわかりにくくなることがあります。その場合、筋電図というものを利用して筋肉が活動しているかどうかを確認する方法があります。
 筋肉が活動するときは、通常感じることの出来ないほどの小さな電気活動が発生します。しかし、これを特殊な機械を用い、筋電図として視覚的に確認することができます。
 作業療法学専攻では、このような機器の使用などについても講義を通して学んでいきます。

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