その人らしい作業:片手でトランペット

新年あけましておめでとうございます.


作業療法学専攻の飯塚照史です.


昨年末の義肢装具学の講義では,利き手の右手を切断された患者さんと

担当作業療法士の先生をお招きし,義手の構造や操作,訓練に対する理解を深めました.


写真は,義手を装着しても,肩の動きに支障がないかを学生が確認しているところです.


さらに,今回の講義ではご自身の趣味であるトランペット演奏を披露していただきました.

このトランペットは,片手でも吹けるように患者さんご自身が工夫され特別に作製されたものです.

非常に上手な演奏で学生,教員ともに大変感動しました.


作業療法では,腕や手などを失われた方に対して,義手の装着から訓練までを担当することがあります.

それと同時に,患者さんにとっても大切な作業の獲得の支援も行います.

"からだ"と"こころ"の回復を通して,その人らしい生き方を応援する作業療法の奥深さを感じた一日でした.

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「教養」って、何?(その6)

こんにちは!
この春から星城大学で教員をさせて頂いている岸貴介です。
教養科目の教員として、リハビリテーション学部1年生の必修科目「文化教養ゼミ」などを担当しています。


さて、「教養」って何?(その6)です。


以上、ながながと説明をしましたが、
「教養」という「何だかよくわからない言葉」について、
前よりもうまくイメージして頂けたでしょうか?

なにはともあれ、本学リハビリテーション学部は、
「一人前の技術者以上の人間を育てたい!」との思いのもと、


(研究力の向上などと共に)教養教育を
――ひょっとしたら皆さんにとっては意外なほどに??――重視しています。


そして私自身、学生が将来、人間的に成長したよい作業療法士や理学療法士になれるよう、
ささやかながら応援していきたいと思っています。

(おわり)

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「教養」って、何?(その5)

こんにちは!
この春から星城大学で教員をさせて頂いている岸貴介です。
教養科目の教員として、リハビリテーション学部1年生の必修科目「文化教養ゼミ」などを担当しています。


さて、「教養」って何?(その5)です。

さて、ここまでくると、二つ目の疑問
(なぜ「文化教養ゼミ」が「1年生の必修科目」になっているのか?)も解けたかと思います。


確かに、リハビリの専門知識と技術は、作業療法士や理学療法士になるためには絶対に必要です。


しかし、ここがポイントなのですが、だからこそ、一人前の技術者にとどまらず、


それ以上の人間になるためには、例えば、幅広い教養を身につけていることが
大切になるわけです。


そして、この幅広い教養教育の有無が、
専門学校と大学との決定的な違いの一つなのです。

(なお、他にも例えば研究力の有無もまた、この「決定的な違いの一つ」でしょう。)


若いうちに幅広い教養を身につけることによって、今の自分のありかたを多角的に見直したり、
外の世界に向けてたくさんのアンテナを立てたりすることは、今後の自分を作り、広い世界に生き、
さまざまな人々と交わる上で、かけがえのない財産となることでしょう。


だからこそ、本学では「文化教養ゼミ」が「1年生の必修科目」になっているのです。
そして、それ以外の教養科目の単位もまた必要となっているのです。


もちろん、学ぶ側にこうした理解や意識が欠けていると、効果も落ちてしまうわけですが...

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「教養」って、何?(その4)

こんにちは!
この春から星城大学で教員をさせて頂いている岸貴介です。
教養科目の教員として、リハビリテーション学部1年生の必修科目「文化教養ゼミ」などを担当しています。


さて、「教養」って何?(その4)です。

「教養」というのはわかりにくい言葉ですが、その核心は、
いわば、自分を「耕し」自分を「育成していく」ことです。
もっと煎じ詰めれば、今後の自分が豊かに育っていくために
その大本になる土壌を豊かに耕していくことだと言えそうです。


その意味で言えば、なにも学問だけが教養ではありません。
身の回りの生活や日々の体験も、我々の意識次第で、その全てが教養の一部になりえます。


ただ、「身の回りの生活や日々の体験」というのは、どうしても一面的でもあります
(もちろん、一番大事な一面だとも言えるのですが)。


つまり、「普段は縁がないから気づきにくいけれども我々が豊かに育つためには実は
大いに役立つこと」も世の中にはたくさんあるわけです。

例えば学問がそれであり、大学の教養科目
(星城大学リハビリテーション学部では例えば、心理学・倫理学・科学的思考・法学・
歴史学・日本文化論・保健科学・・・)もその一つです。

ここに、大学で教養科目を学ぶ意味というのがあるわけです。

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「教養」って、何?(その3)

こんにちは!
この春から星城大学で教員をさせて頂いている岸貴介です。
教養科目の教員として、リハビリテーション学部1年生の必修科目「文化教養ゼミ」などを担当しています。


さて、「教養」って何?(その3)です。

まだモヤモヤ感が残っているこういう時は、
ここで終わらずに、更につっこんで調べてみましょう。


例えば、今の場合は、もともとの言葉(今の場合だと「culture」・「Bildung」)に
戻ってみるのが手です。
変質する前の、もともとの意味がつかめることが多いからです。
手元の辞書(『フレッシュジーニアス英和辞典』『ジュネス仏和辞典』『マイスター独和辞典』)
にある内容をいろいろ整理した上で示すと次の通りです。

culture(原義は「耕されたところ」):
①文化・精神文明、②教養・修養、③耕作・栽培


culture(原義は「耕作」「栽培」、転じて「教養」「文化」):
①耕作、②栽培、③培養、④育成、⑤教養、⑥文化。


Bildung:①教養・育成、②形成、③形成物
(↑これは「bilden(作る・形成する)」という動詞からできた名詞。)

「耕作」・「育成」...これである程度はイメージできたのではないでしょうか?

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「教養」って、何?(その2)

こんにちは!
この春から星城大学で教員をさせて頂いている岸貴介です。
教養科目の教員として、リハビリテーション学部1年生の必修科目「文化教養ゼミ」などを担当しています。


さて、「教養」って何?(その2)です。
教養って何でしょう?


「教養」...何だかよくわからない言葉ですね。
「たくさんの知識があること」を言っているんでしょうか?

わからない時は辞書で調べてみましょう。
手元の辞書(『広辞苑』第四版)には次のようにあります。


きょう-ようケウヤウ【教養】
①教え育てること。
②(cultureイギリス・フランス;Bildungドイツ)単なる学殖・多識とは異なり、一定の文化理念を体得し、それによって個人が身につけた創造的な理解力や知識。その内容は時代や民族の文化理念の変遷に応じて異なる。「人文主義的―」

いま知りたい答えは多分②の方ですね。
それにしても難しい表現です。
単なる「多識」ではない創造的「知識」って何でしょう?
よくわかりませんね。
煙に巻かれた感じ、モヤモヤ感が残ります...

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「教養」って、何?(その1)

はじめまして!
この春から星城大学で教員をさせて頂いている岸貴介です。


教養科目の教員として、リハビリテーション学部1年生の必修科目「文化教養ゼミ」などを担当しています。
今後ともよろしくお願いします!


ところで、突然ですが、「教養」って何でしょう?
ついでにもう一つ。


学生に何よりも必要なのはリハビリの専門知識と技術のハズなのに、
なぜ「文化教養ゼミ」が「1年生の必修科目」になっているんでしょうか?


順番に見ていきましょう。

(このテーマは、短期集中で「その6」まで続く予定です。)

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認知症の予防と作業療法

こんにちは。作業療法学専攻の竹田徳則です。


日本では認知症の人が増加していることを平成26年1月15日のブログで紹介しました。


今回は、認知症の予防について私が取り組んでいる研究データを示してお伝えします。


長寿高齢社会の日本では、介護が必要な状態になる原因で2番目に多いのが認知症です。

厚生労働省では、認知症にならずに健康な状態を保ち続ける高齢者の増加を目指しています。
では、どのような生活を営めば認知症にならずに健康で過ごせると思いますか。

愛知県知多圏域にお住まいの健康で日常生活の自立した
65歳以上の高齢者13,295人を2003年~2007年の4年間追跡し分析しました。

4年間で認知症を発症した人は、673人でした.

認知症を発症した人とそうでない人を比較した結果、

認知症にならなかった人たちの特徴が分かってきました。

それは以下の11項目です。


①仕事や役割がある

②健診を受診している

③スポーツ的活動(趣味)をしている

④観光的活動(趣味)をしている

⑤誰かを手助けしている

⑥公共交通機関等を使って外出している

⑦買い物ができる

⑧食事の用意ができる

⑨金銭管理ができる

⑩書類が書ける

⑪他人の相談にのっているという人でした。


つまり認知症の予防は、健康な状態にある時期から自立した生活と外出や人との交流、

屋外での趣味を持つことなど生活機能の継続と心理社会面を豊かに保ち続けることが

秘けつのようです。


星城大学作業療法学専攻では、認知症の作業療法について

予防を含めて老年期作業療法学や地域作業療法学演習、

作業療法学特論Ⅱ(認知症)などで学びます。


認知症に興味関心のある人は本学で作業療法士を目指しませんか。

「スポーツ(作業)は、人と人をつなぎ、人を元気にする」

こんにちは、作業療法学専攻の坂井一也です。

10月4日、星城大学グランドで行われた精神障がい者フットサル大会「第2回星城カップ」の
企画、運営を行いました。


愛知県内の精神障がい者フットサルチーム9チーム、学生チーム4、名古屋オーシャンズU-23の
計14チームが参加し、作業療法学専攻学生と教員が運営し、総計約170名が参加しました。

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精神障がい者、スタッフ、学生、教員、そして名古屋オーシャンズが
一緒にプレーしました。

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精神障がい者の方の家族、幼児、また、教員の家族、幼児の参加もあり、
障がいがある方もない方も一緒にスポーツを楽しみました。

スポーツを通して、障がいがある方も学生もスタッフも元気になり、
人とつながり、社会とつながることを実感した1日になりました。


作業療法の「作業」は、人と人をつなぎ、人を元気にします。

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星城大学リハビリテーション学部作業療法学専攻では、
精神障がい者バレーボール、フットサルなどの練習に関わり、
障害者スポーツ大会を応援しています。

2014年度の後期が始まりました!

こんにちは。作業療法学専攻の藤田高史です。
朝晩が涼しくなり、すっかり秋めいてきました。


星城大学では、9月16日から後期のオリエンテーションが始まりました。
1年生から4年生まで後期科目の履修登録をして教科書を購入します。
また、4年生はオリエンテーション終了後に、
卒業アルバムと国家試験願書に使用する写真を撮影します。


ここでは、リハビリテーション学部1年生のオリエンテーションの様子をご紹介します。


写真は1年生の履修登録の様子です。
最初に、「学生相談室からのお知らせ」があり、
その後、「後期オリエンテーションと履修登録」を行いました。


履修登録はパソコンからインターネットを通して登録します。
前期の履修登録の時は操作の仕方が分からず戸惑う学生がみられましたが、
さすがに後期になると慣れている様子が伺えます。

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履修したい選択科目が同じ時間枠で重なっていて、
悩んでいる学生がちらほらと見受けられました。


また、オリエンテーションでは担任の先生から、
講義を受ける際の心構えの話がありました。


せっかく、講義を受けるのですから、興味を持って受けてほしいと思います。
ましてや他人に迷惑をかける行為があってはいけません。
そろそろ1年生も大学生活に慣れてくるころ、
今一度、自分自身の受講態度を振り返るよい機会になったのではないでしょうか。

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履修登録のあとは、後期の解剖学実習を受講するにあたって
不老会講演会」が開かれました。
詳しくは、ニュースでも取り上げていますのでご覧ください。
1年生の皆さんは神妙な面持ちで聞いていました。

fujita2014092403.jpg最後に学生生活部より、ツイッターなどのSNSの危険性についてのDVD上映がありました。


10分ほどの上映でしたが、不用意な投稿記事がどれだけ社会に影響を及ぼし、
自分自身に返ってくるのかが分かりやすく伝わったのではないでしょうか。


ちなみに、このDVDの最後の内容は夢オチ、さらに恋愛の予感!な展開になっていて、
私、学生の興味関心を引きやすい内容にしてあるなぁと感心した次第です。

fujita2014092404.jpgこの後は、教科書販売、そして午後から「普通救命講習」と、
とても内容の濃い1日でした。


1年生のみなさんは、夏休みから大学生活モードに切り替えることができたのではないでしょうか。


9月19日からは、いよいよ通常の講義が始まりました!
年度の後半も初心にかえってがんばってほしいですね。