解剖学こそ、まさしく「百聞は一見に如かず」だ!

リハビリテーション学部で解剖学を担当している久保金弥です。


新学期が始まり、新入生対象に解剖学の講義が始まりました。
大学の講義は90分単位で行われ、高等学校の授業と比較すると
ほぼ倍の時間になります。
特に4月、5月は、新入生は大学生活に慣れるまで、
緊張した顔つきで講義に出席しています。

解剖学では人体の正常な形態と構造を学習していきます。
最初は骨についての講義が行われます。
骨を理解するためには、骨の形や大きさを確認しながら、
骨の各部位につけられている名称を覚える必要があります。
星城大学の解剖学の講義では、実際の骨や模型を観察する時間を設けて、
人体の構造を学んでいきます。
「百聞は一見に如かず」のことわざ通り、
講義だけでは理解することが難しい人体の構造を実際の骨や模型を見て、
触ることでグッと理解しやすくなります。

学生たちは大学で学ばなければならないことの多さに戸惑いながらも、
たくさんの医学知識を吸収しようと頑張っています。
放課後、グループ単位や仲のいい友人同士で自主的に残り、
解剖学の復習に励んでいます。


頑張れ新入生!


講義中の骨の観察↓

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放課後の自習↓

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作業療法士としての仕事始め

こんにちは。作業療法学専攻の坂井一也です。
私は、精神領域が専門です。

この春、作業療法学専攻9期生が卒業し、
卒業生の中の9名が、新たに精神科病院で働くことになりました。

日本の精神障害者数は300万人以上で、
10年前と比べると、100万人ぐらい増えています。
理学療法士との大きな違いは、
精神障害者に対するリハビリテーションを行うことです。

下記の写真は、
私が関わっている奈良県の秋津鴻池病院(精神科)に就職した
和田さん(左)と梅林さん(右)です。
(そして真ん中が私、坂井です。)

卒業生は、これから多くの入院患者さんの退院支援に関わっていき、
成長が楽しみです。

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作業療法士による認知症の人と家族への支援が期待されています

作業療法学専攻の竹田徳則です。

私は老年期障害と介護予防、健康支援に関連する作業療法を専門としています。


平成26年1月15日のブログで、
認知症の人の作業療法では、「できなくなった」ことを「できるようにする」のが主ではなく、
今「できる」ことや「残存している」行える作業活動を用い、
認知症の人自身に「できる」という実感を持ってもらうことの大切さを紹介しました。

今回は、地域で生活している認知症の可能性がある人と家族への支援について紹介します。

認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で暮らし続けたいという、
本人や家族の希望を叶えるために「認知症初期集中支援」が開始されています。


「認知症初期集中支援」では、医師や作業療法士、保健師などの専門職が認知症の可能性が
ある人や家族を早期に訪問し、生活状況を確認したり認知症に関する質問や検査を行い、
適切な医療やサービスを提案したり助言を6ヶ月間集中的に行います。

作業療法士は、生活環境や生活状況において本人と家族が困っていることや、
これまで通りやり続けたい活動などを把握し、改善の手立てを本人と家族に提案することで
自立した生活が継続できるように支援します。

「認知症初期集中支援」は平成27年度から本格的に全国の自治体で展開されます。
地域で作業療法士による認知症の人と家族への支援がますます求められるようになります。


あなたも、地域で活躍する作業療法士を目指しませんか。

当事者の"思い"を知る

こんにちは。作業療法学専攻の大浦智子です。
みなさんは、新たな気持ちで新年度を迎えられたことでしょう。

さて、病気やケガによって、
昨日まで出来ていたことがうまくできなくなったりした時の気持ちというのは、
患者さん(当事者)にしかわからないことがたくさんあります。

作業療法士だけでなく医療従事者は、少しでも患者さんに寄り添い、
気持ちを理解できるように努めています。

先日、ある本(『トラウマティック・ブレイン:
高次脳機能障害と生きる奇跡の医師の物語』橘とも子・著、SCICUS)を読みました。
16歳の時に事故にあい、
「高次脳機能障害&身体障害と共に暮らす」なかで、
医師になり、結婚・出産・育児を経験されてきた方のお話です。

医師の立場からの説明と、当事者の心情が記されており、
私たちの想像をはるかに超えています。
さらに、「障害」と「社会」のあり方について、
いろいろと考える機会を与えていただきました。

あらためて、当事者の"思い"を知る(知ろうとする)ことの大切さを感じました。
医療従事者だけでなく多くの人たちに読んでいただきたい一冊です。

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春ですね! 国家試験結果発表と入学式

こんにちは。作業療法学専攻の藤田です。
3月下旬から急に暖かくなり、星城大学の桜も一斉に咲き出し、
4月上旬にはすっかり春の景色となりました。

星城大学は東海市に位置し名古屋市と隣接していますが、
周辺には緑が多く、隠れた桜の名所が多いのです。
是非、大学周辺も散策してみてください。

星城大学構内

img_1022.jpg聚楽園大仏周辺

img_1013.jpg大池公園・桜まつり

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さて、春は別れと出会いの時期でもあります。
3月31日は卒業生が受験した第49回理学療法士・作業療法士
国家試験の結果発表がありました。
結果は星城大学HPのニュースでも掲載されていますが、
作業療法学専攻の合格率は94.3%で全国平均の86.6%を大きく
上回ることができました。
まさに「サクラ咲く」ですね。


3月下旬は新しい年度に向けて、教員も職員も準備で慌しくしていましたが、
4月3日、無事に入学式を迎えることができました。

本年度の作業療法学専攻は、41名の新入生を迎えました。
新入生の皆さん、入学おめでとうございます!
星城大学では、豊かな人間性、確かな知識・技術を背景とした
実践力と研究的・教育的資質を兼ね備えた指導的役割を果たす
専門家の育成を目指しています(詳細はリハビリテーション学部のHP
に掲載されていますので読んでみてください)。
1年生はこれらの基礎となる教養、解剖学などの基礎医学を学ぶ学年です。


下の写真は、作業療法学専攻1年生担当の今井(向かって左)
と私、藤田(同右)です。
(入学式会場で撮影したものです)

これから1年生に大学生活全般のこと、勉強のこと、
そして作業療法士のこと、その他もろもろ伝えていきたいと考えています。
全員ができる限り早く、大学生活の軌道に乗ってほしいと思っています。

また、1年生の大学での様子をブログで紹介できればと思っていますので、
楽しみにしていてくださいね。

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介護老人保健施設での認知症の人への作業療法

こんにちは。作業療法学専攻の木村大介です。
私は、作業療法の中でも老年期障害、認知症の作業療法を専門としています。

1月15日のブログで、認知症の人への作業療法について詳しく説明されています。
今回は、それら認知症の人への作業療法の実際をお伝えします。


一言で認知症の人の作業療法と言っても、さまざまな活動があります。
1月15日のブログでも紹介されていますが、
認知症で最も低下速度の遅い"手続き記憶"を活用した作業活動が、
認知症の人には有効です。

例えば、以前紹介した「わらじ作り」や「和裁」「洋裁」「編み物」など、
馴染のある手工芸を用いた作業療法は多くの施設で実践されています。
最近では、それら手工芸を用いた作業療法に加え、
運動に脳への刺激を取り入れた作業療法、
過去の思い出を語り合いながら脳に刺激を行う回想法
を用いた作業療法などがあります。


今回ご紹介する介護老人保健施設では、
認知症の人たちを小グループ(5~6名)に分けて、
約1時間作業療法を行っています。

プログラム内容は、
前述したような"手続き記憶"を用いた作業活動や運動が中心です。
紹介するグループでは、手工芸を中心としたプログラムを行っています。
作業活動を用いた脳への刺激はもとより、
なじみのある人との人間関係作りやコミュニケーションなどを通して、
生活を活発化する事に重きを置いています。

新しいことや新しい人間関係を築くことが苦手な認知症の人でも、
関わり方次第では、脳刺激を与えるだけでなく、
作業活動という場を共有する事で、楽しいと感じられる時間を過ごすことができ、
また参加したくなるようなグループの構成が可能です。
これらを積み重ねていくことで認知症のある人でも、
その人らしく人生を過ごすことができます。


高齢化社会の我が国では、今後ますます認知症の高齢者が増えていきます。
認知症の人を人らしく日々を過ごせるようにする、
そういう作業療法士を育成する事も、星城大学の役割の一つです。


認知症の方が作品に色づけをしているところ。

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認知症の方が理解しやすいように、作業の工程を図示しています。

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高齢の女性の多くは、編み物を日常的に行っていた経験があります。
認知症の方でも昔よくやっていたこのような作業活動(手続き記憶を利用した)は、
困難なく実践可能です。

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作業療法での自助具の活用:生活の質の向上を目指す!!

こんにちは。作業療法学専攻の林浩之です。

2013年11月29日のブログで自助具について紹介しました。

自助具は、日常の生活の困難さを軽減することを目的として、
臨床では多くの場合、作業療法士が作製・提供します。
今回は、実際に病院で作業療法対象の方が自助具を使用して、
日常生活の自立を目指している様子を紹介します。

下の写真は、指の関節が固くなったために細いスプーンを
持つことができなくなった方に適した自助具です。
スプーンの柄の部分にスポンジを巻き、
柄を太くすることで握りやすくしています。

photo.jpg次の写真は、股関節を曲げることができなくなったために
足先まで手を伸ばすことが難しくなった方に対する自助具です。
ソックスエイドという自助具を用いて靴下を履く様子です。
ソックスエイドに靴下をかぶせ、ひもを引くことによって靴下を足にいれます。
これを使えば足先まで手を伸ばすことなく楽に靴下を履くことができます。

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作業療法士は、障害の改善に加えて自立した生活を送ることができるよう、
それぞれの方に合った自助具を提供することで生活の質を高めます。
星城大学では、「生活の質向上のための工夫を提案できる
作業療法士の育成」にも力を注いでいます。

毎年恒例のクラスでの卒業旅行

こんにちは。作業療法学専攻の今井あい子です。

前回のブログでも取り上げられていましたが、
2月23日(日)に第49回作業療法士国家試験が行われました。
合格発表は3月31日ですので合否はわかりませんが、
学生達はこれまで学んだ知識を試験で全て出し切れたようです。

そして、2月27日には毎年恒例となっている、
日間賀島への卒業旅行に学年担当教員を含め、
クラスみんなで行ってきました。

美味しい料理を食べ、温泉に入り、多いに語らい、
楽しい時間はあっという間に過ぎました。

苦楽を共にした仲間は、かけがえのない人生の宝です。
卒業後も仲間同士で助け合い、切磋琢磨し、
星城大学の卒業生のみなさんが対象者の方から喜ばれ、
社会で求められる作業療法士となれるよう願っています。

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           旅館前の海から見える朝日がとっても綺麗でした

4年生第49回作業療法士国家試験に臨む!!

こんにちは。作業療法学専攻の古澤麻衣です。

作業療法士の国家資格取得に向けて、最後の関門...
年1回実施されている国家試験が2月23日に行われました。
毎年、教員は試験会場に駆けつけて、
学生の不安感や緊張感の緩和と激励に努め試験室に送り込みます。
しかし試験室に入ると学生の緊張感は再び高まり、
何とか落ち着きを取り戻すために友達や教員と話をしたり、
最後まで問題集に取り組んだり、
国家試験合格祈願の鉛筆を見つめたりと様々です。

shashin1.jpgこの鉛筆は学生にお守りとして毎年教員がもたせています。
今回は、京都の北野天満宮で購入し、事前に手渡しました。

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星城大学作業療法学専攻での国家試験対策は、
1年次から国家試験過去問題を解く機会を設け、
3年次から本格的に取り組み資料作成や確認テストを繰り返します。
4年次には業者模試も取り入れて、実力を確認していきます。
この様に、星城大学では、国家試験当日に向けて、
教員と学生とが一丸となって取り組んでいます。

過去3年間の作業療法士国家試験の全国平均合格率は、80%を下回っています。
星城大学作業療法学専攻では、開設以来全国平均を上回る合格率を保っています。

学生は試験が終わって、不安と緊張から解放されましたが、
3月31日(月)14時の合格発表までは期待と不安が交差した日々を過ごすことでしょう。

さて、今年度の合格率は?

プレゼンテーションは難しい!?

こんにちは。作業療法学専攻の冨山です。

人前で何かを発表するのはとても緊張しますよね。
胸がドキドキして、うまく話せるだろうか、
聴いてくれるだろうかと不安も募りますよね。
皆さんはどうですか。
実は私もドキドキする1人です。

作業療法士は、対象者を治療、訓練するだけではなく、
病院では多職種と担当症例について話し合いをする場があります。
そこでは作業療法の視点から、症例の説明が求められます。
また、職場内での報告会、さらには学会での発表と
プレゼンテーションを行う機会は実に多いのです。

プレゼンテーションは、
事前の準備も大変ですし、
発表をする時に緊張と不安が常に付きまといますが、
この経験をすることで自分が何を伝えたいのか整理でき、
人に聴いてもらうことで足りない部分が見えてきて、
自身のステップアップにつながる重要な機会となります。

先日私は、リハビリテーション学部教員の研究報告会で、
自分の研究報告
「運動パフォーマンスによる認知機能スクリーニングの可能性」
をプレゼンテーションする機会がありました。
スライド作成では、文字数や見やすさを考えたり、
発表ではどこを強調するべきかなど、事前に十分に考えましたが、
他の教員の前でいざ報告となると、とても緊張しました。
皆さんも大学に進学すると、
プレゼンテーションをする場面が多くなることでしょう。

星城大学では、
情報処理演習でパソコンを使ったスライド作成の方法を修得し、
それを活かして作業療法専門科目の講義や演習で
プレゼンテーションを行う機会があります。

星城大学では、専門的な知識や技術の修得に留まらず、
2013年12月11日のブログにある卒論報告会のような
「プレゼンテーション力」を身につけた
作業療法士の育成にも力を注いでいます。

最後に、
私がプレゼンテーションの参考にしている本を紹介しておきます。

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