わらじ作りで心いきいき!:作業療法で用いる手工芸とその効果

こんにちは。作業療法学専攻の木村大介です。

皆さんは作業療法という言葉を聞くと、
何か"作業をする"と思っていませんか。
皆さんの想像通り、
作業療法には治療の一手段として
手工芸を用いた作業活動があり、
重要な治療手段なのです。

高齢者を対象とした施設では、
利用者の機能の維持と向上のために、
様々な作業活動を行います。

特に高齢女性に導入しやすい作業活動が手工芸です。
一般に、高齢者には、新しい作業活動に取り組んでいただくよりも、
これまでの人生経験の中で親しみや馴染みのある種目に取り組んでいただく方が、
作業活動の導入がスムーズになります。

その中でも、
「わらじ作り」は高齢者にとって大変馴染みのある作業のようです。
多くの高齢者が実際に作って使ったことがあったり、
親が作っているところを見たりした経験があるようです。
今回は、手工芸としての「わらじ作り」を紹介しましょう。

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一方、高齢者に「わらじ作り」を行っていただくためには、
我々作業療法士にも、「わらじ作り」を実践できる知識と技術が必要です。
そのため、星城大学の学生は「基礎作業学実習」という科目で、
実際に「わらじ作り」を体験します。

授業では、講師として地域の高齢者が直接、
わらじの作り方を学生に伝えます。
学生達にとっては、
年齢も人生経験も異なる講師と
上手なコミュニケーションをとることもテーマのひとつです。

実際に授業で高齢者の講師と触れ合うと、
学生達は実に素直に話を聞きますし、
講師の方々も上手に学生達の興味を引き出してくださいます。

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この授業を通じて、
学生達は「わらじ作り」という作業活動の効果として、
初対面の緊張や不安を緩和し、楽しく時間を共有できることを体験します。

普段教員が行う授業とは違った雰囲気の中で、
和気あいあいと進行するのがこの「わらじ作り」の特徴で、
「基礎作業学実習」の中でも人気の作業活動です。

作業療法士を志す学生達にとっては、
コミュニケーションを図りながら、
様々な経験を積むことが貴重な財産になります。

作業療法学専攻 卒業研究発表会を終えました!

こんにちは。作業療法学専攻の大浦智子です。

作業療法学専攻では、4年生後期に卒業研究発表会を行います。
今年の発表会は、ホームページで紹介の通り11月30日に開催されました。

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私が担当したゼミ生は、
訪問リハビリテーションや、
作業療法における「作業」の特性、
作業療法の教育に関することなど、
5名が各自の研究に取り組みました。

作業療法学専攻では、
3年生の後期から、
学生の興味や関心のある研究テーマのゼミにわかれて、
指導教員のもとで研究の計画をたてます。
そして、実際に研究を実施し、卒業論文を執筆します。
4年生は長期の臨床実習等もあり多忙ですが、
時間を有効に活用して取り組んでいます。

データベースを用いた文献の検索をはじめ、
研究の計画、活発な議論を通じて、ゼミ生同士で切磋琢磨し、
ときには助け合いながら実施した研究の集大成が卒業研究論文です。
論文の執筆や発表準備などを経て、
ゼミ生同士の結束がより強くなりました。

卒業後、この経験を活かして、
患者さんに効果的な支援ができる作業療法士として
活躍することを願っています。

アドバイザーミーティングでの症例報告会を行いました!

こんにちは、作業療法学専攻の冨山直輝です。

星城大学リハビリテーション学部には、
アドバイザーミーティング制度というものがあります。
これは、1年生から4年生まで各学年5名程度で1つのグループをつくり、
座禅に行ったり、陶芸教室に行ったり、
車いす体験を行ったりとグループで独自の活動を行います。
様々な活動を通して同学年のみではなく他学年との交流、
教員との交流を深めるものです。

私が担当する作業療法学専攻6班では、
先日、症例報告会を行いました。
これは、4年生が臨床実習で経験したことを後輩に伝え、
対象者にとって必要とされる作業療法士になるために、
学内で学んでおくべきポイントなどを同時に伝えることを目的としています。

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症例報告会の中で、
1年生は学ばなければいけない事の多さに驚き、
2年生は自分が学んできたことが定着していない事に気づき、
3年生はいよいよ間近に迫った臨床実習に不安と期待を入りまぜながら、
真剣に4年生の発表を聞いていました。

発表する4年生も、
この4年間を振り返り、反省したり、後悔したり・・・(笑)。 
作業療法は体の機能や動作を改善することだけではなく、
対象者を対象者の思い通りの生活に導くことが重要です。

知識や技術だけでなく、作業療法士自身の人間性も求められます。
後輩に熱心に説明している4年生を目の当たりにして、
4年生自身も成長していることを感じました。
4年生の1名が発した言葉
「病気や障害を診るのではなく、
その人を診ていくことの重要性を感じた」。
まさに作業療法の心髄だと思います。
すべての学生が、この4年生と同じ思いで対象者と接し、
対象者のことを真剣に考えていけるように、
我々教員も学生と一緒になって日々成長していきたいと思います。

星城大学作業療法学専攻では、
アドバイザーミーティング制度を通じて
「後輩を指導できる作業療法士の育成」にも力を入れています。

アドバイザーミーティングでの症例報告会を行いました!

こんにちは、作業療法学専攻の冨山直輝です。

星城大学リハビリテーション学部には、
アドバイザーミーティング制度というものがあります。
これは、1年生から4年生まで各学年5名程度で1つのグループをつくり、
座禅に行ったり、陶芸教室に行ったり、
車いす体験を行ったりとグループで独自の活動を行います。
様々な活動を通して同学年のみではなく他学年との交流、
教員との交流を深めるものです。

私が担当する作業療法学専攻6班では、
先日、症例報告会を行いました。
これは、4年生が臨床実習で経験したことを後輩に伝え、
対象者にとって必要とされる作業療法士になるために、
学内で学んでおくべきポイントなどを同時に伝えることを目的としています。

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症例報告会の中で、
1年生は学ばなければいけない事の多さに驚き、
2年生は自分が学んできたことが定着していない事に気づき、
3年生はいよいよ間近に迫った臨床実習に不安と期待を入りまぜながら、
真剣に4年生の発表を聞いていました。

発表する4年生も、
この4年間を振り返り、反省したり、後悔したり・・・(笑)。 
作業療法は体の機能や動作を改善することだけではなく、
対象者を対象者の思い通りの生活に導くことが重要です。

知識や技術だけでなく、作業療法士自身の人間性も求められます。
後輩に熱心に説明している4年生を目の当たりにして、
4年生自身も成長していることを感じました。
4年生の1名が発した言葉
「病気や障害を診るのではなく、
その人を診ていくことの重要性を感じた」。
まさに作業療法の心髄だと思います。
すべての学生が、この4年生と同じ思いで対象者と接し、
対象者のことを真剣に考えていけるように、
我々教員も学生と一緒になって日々成長していきたいと思います。

星城大学作業療法学専攻では、
アドバイザーミーティング制度を通じて
「後輩を指導できる作業療法士の育成」にも力を入れています。

作業療法士のアイデア!!:生活を便利にする自助具の作製

こんにちは。作業療法学専攻の林浩之です。

作業療法学専攻では、
2年生の基礎作業学実習で自助具を作製します。
自助具とは、日常生活での困難を補う、
または助ける器具や道具のことです。
作業療法士は臨床現場でも自助具を作製する機会が多く、
対象者が普段の生活で困難を感じている動作を把握し、
それぞれの対象者に最適な自助具を適宜作製します。

今年度10月の基礎作業学実習で、学生は、
対象者が自宅生活で困難を感じている状況を想定し、
自助具を考案し、実際に自助具を作製しました。
対象者に適した自助具を考案する過程では
非常に悩むこともありました。

例えば、
手や指を曲げなくても字を書くことができる自助具、
片手でも袋を開けることができる自助具、
わずかな力でハンドソープディスペンサーを
操作できる自助具などを作製し、
どれも創意工夫のあとがみられる自助具ができました。

写真は手指の動きがあまり良くなくても
マニキュアを塗ることができる自助具です。
洗濯ばさみを板に固定し、
マニキュアボトルを洗濯ばさみではさむことで
片方の手や指を使うことなく塗ることができます。

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作業療法士は、
自助具作製を通して対象者の自立した生活の獲得と
生活の質を高めることにも貢献します。
あなたも作業療法士を目指してみませんか。

人生の最後に寄り添う作業療法

こんにちは。作業療法学専攻の今井あい子です。

末期ガンの患者さんなどを対象におこなう、
必ずしも改善を目的としない作業療法があります。

それは、ホスピスや緩和ケアでの作業療法のことで、
近年、身体機能や精神機能に対する効果が社会的にも認められています。

ガンを取り除く手術をしたあとの日常生活機能の改善、
末期がんにより人生の終焉を迎えようとする、
その人の思い、家族の思い、
そして、その人らしい生き方・・・
作業療法士が耳を傾け、人生最後の"作業"に取り組み、
穏やかで平和な旅立ちを目指します。

星城大学作業療法学専攻では、
この分野で多くの経験をされている
関西電力病院(大阪市福島区)の作業療法士
児島先生と澤田先生をお招きし、
「終末期の作業療法」についてご講演をいただきました。

ご講演では、
患者さんやご家族のお気持ち、
作業療法の可能性など、
臨床の現場におられる先生方にしか語れない
貴重なお話をいただきました。

  人生最後の"作業"に取り組まれた方々、
    そして残された家族・・・
  人生最後の"作業"は、
    その人の思いそのものであり、
   生きた証であり家族への気持ちを表すものでした。

その患者さんの思いに真摯に向き合う先生方の姿に、
学生達は目を潤ませながら、未来の自分の姿を重ね、
作業療法士への思いを新たにしたものと思います。

星城大学は、
「人と人生に寄り添える心の通った作業療法士」
の育成を目指します。
<講義風景>

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<講師の先生方との記念撮影>

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臨床実習に向けてOSCE(オスキー)に臨みます

こんにちは。作業療法学専攻の古澤麻衣です。

作業療法士の資格取得に向けて学生は臨床実習に臨みます。
本学作業療法学専攻の臨床実習は、
大学ホームページのカリキュラムの通り、
臨床実習Ⅰ(2年次1週間)、
臨床実習Ⅱ(3年次3週間)、
臨床実習Ⅲ(4年次8週間×2回)で構成されています。

臨床実習Ⅱに臨む3年生は、
これまで習得した知識や技術の総合的な習得度を確認するOSCEを受験します。
OSCEとは、客観的臨床能力試験
(objective structured clinical examination)のことで、
筆記試験や口頭試問などの知識だけではなく、
マナーや判断力などを含めた技術の習得度を確認する実技試験です。
これまで医学や歯学、薬学分野では、臨床実習に先立って実施されていますが、
作業療法学では必須とされていません。

しかし、
本学では独自のOSCEを2005年度から導入し、
3年次後期に実施しています。

例えば、
作業療法を実施する上で情報として必要な、
患者さんの困っていることや出来るようになりたいこと等を確認する面接、
必要な検査・測定等を行い、学生の実施状況を教員が採点します。
実際の患者さんを想定して行う試験のため、
学生にとっては、とても緊張する試験の1つです。
今年は12月3日に実施します。

現在、
作業療法学専攻3年生はOSCEや臨床実習に向けての
自主学習と月2回のホームルーム等を使って練習に取り組んでいます。
OSCEでの合格はもちろんのこと、
臨床現場で学生が自信を持って的確な検査や測定ができるように
教員全員でサポートしています。

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臨床実習に向けてOSCE(オスキー)に臨みます

こんにちは。作業療法学専攻の古澤麻衣です。

作業療法士の資格取得に向けて学生は臨床実習に臨みます。
本学作業療法学専攻の臨床実習は、
大学ホームページのカリキュラムの通り、
臨床実習Ⅰ(2年次1週間)、
臨床実習Ⅱ(3年次3週間)、
臨床実習Ⅲ(4年次8週間×2回)で構成されています。

臨床実習Ⅱに臨む3年生は、
これまで習得した知識や技術の総合的な習得度を確認するOSCEを受験します。
OSCEとは、客観的臨床能力試験
(objective structured clinical examination)のことで、
筆記試験や口頭試問などの知識だけではなく、
マナーや判断力などを含めた技術の習得度を確認する実技試験です。
これまで医学や歯学、薬学分野では、臨床実習に先立って実施されていますが、
作業療法学では必須とされていません。

しかし、
本学では独自のOSCEを2005年度から導入し、
3年次後期に実施しています。

例えば、
作業療法を実施する上で情報として必要な、
患者さんの困っていることや出来るようになりたいこと等を確認する面接、
必要な検査・測定等を行い、学生の実施状況を教員が採点します。
実際の患者さんを想定して行う試験のため、
学生にとっては、とても緊張する試験の1つです。
今年は12月3日に実施します。

現在、
作業療法学専攻3年生はOSCEや臨床実習に向けての
自主学習と月2回のホームルーム等を使って練習に取り組んでいます。
OSCEでの合格はもちろんのこと、
臨床現場で学生が自信を持って的確な検査や測定ができるように
教員全員でサポートしています。

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触診技術を磨いて作業療法に活かす!!

こんにちは。作業療法学専攻の飯塚照史です。

作業療法学科では、1年次に学習する解剖学を基礎にして、
2年次に体の表面から、筋肉や骨の位置関係を知る
「触診(しょくしん)」という技術を学びます。
この技術は、
患者さんの動作がうまく出来ないときの原因を特定したり、
関節の角度を測ったり、
筋肉の動きを確認するときに有効なものです。

例えば、
椅子にすわってうまく食事が出来ない方がいらした場合に、
座っているときの骨盤の位置を確認します。
例えば、
骨盤が後傾(こうけい:体の後ろに傾いている状態)していると、
体と食器の距離が離れて、箸やスプーンがうまく使えない、
などのような状況が想定されます。
これに対して、
触診の技術をつかって、骨盤の位置や筋肉の働きを確認し、
"どれくらい傾いているのか?"、
"なぜ傾いているのか?"を考えます。
写真:骨盤の触診技術を学んでいます.

shashin2.jpg他にも、
手首の動きが悪い場合には手首周辺の骨を触診して、
それぞれの動きを確認します。
このときも、
"どれくらい固くなっているのか?"
"なぜ固くなっているのか?"などを確認し、
原因を見つけて、治療手段を考えます。
写真:手の骨の触診技術を学んでいます

shashin1.jpg触診技術は、病院や施設で働く作業療法士にとって、
治療や評価に結び付く重要な技術です。
星城大学では、運動学実習という科目のなかで、
全身の骨や筋肉を体の表面から確認するこの技術を
徹底的に学ぶことを特徴のひとつとしています。

学生たちは、この技術の修得を通して、
1年次に学んだ解剖学の知識を実践に結びつけ、
応用することを学びます。

このように体の構造を理解して、
直接的に治療することも作業療法士の大事な役目です。
星城大学では、
「確かな知識と技術を持つ作業療法士の育成」を目指しています。

第1回星城カップの企画、運営

こんにちは。作業療法学専攻の坂井一也です。

9月19日、星城大学グランドで行われた
精神障害者フットサル大会「第1回星城カップ」の企画、
運営を作業療法学専攻の学生と教員で行いました。
愛知県内の精神障害者フットサルチーム7チーム、
見学2施設、個人参加1名、
そして作業療法学専攻の学生と教員で約100名が参加しました。

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事前の準備として、9時からコート、テント設営を行い、
10:40から始まった試合では、
審判や点数係などを担当しました。
また、学生もチームを組織して運営スタッフとの試合を行ったり、
精神障害者と学生の混合チームを組織して試合を行ったり、
精神障害者、スタッフ、学生、教員がアスリートとしてプレーしました。
「スポーツ(作業)は、人と人をつなぎ、人を元気にする」ことを実感しました。

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shashin4.jpg臨床実習では、入院患者さんとの関わりが中心ですが、
地域には、精神疾患を患いながら元気にスポーツを楽しむ方もたくさんいます。
学生たちが経験した今回のような関わりは、
今後の退院支援、社会参加への関わりに活かされていくと思います。

shashin5.jpgshashin6.jpgグランドには、多くの笑顔がありました!

shashin7.jpgshashin8.jpg作業療法士は、障害者スポーツにも関わります。