2013年11月

1年生は生理学実習を行っています

こんにちは。
理学療法学専攻1年生副担の大古拓史です。

1年生は、後期の科目 生理学実習に取り組んでいます。
入学後、1年生前期には生理学の講義を受けますが、
机上の勉強だけではなかなか頭に入っていきません。
そこで、後期には機器を使用した生理学実習を行い、
自分の目で生体におこる生理学的反応を確認する作業を行います。    

2つの写真は、神経伝導速度の計測を行っている場面です。
電気刺激を神経に与え、筋肉の反応を記録します。
電気刺激の位置を変えることにより、
筋肉の反応時間に違いがみられます。
ms(ミリセカンド:1秒の1000分の1)単位の反応時間の変化ですが、
刺激位置の距離と合わせて計算することにより神経伝導速度が求められます。

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次の写真は、腕の神経(正中神経)を刺激しているところです。
正中神経の伝導速度は45~65m/secです。
時速に変換すると、なんと162km/h~234km/hで、
新幹線の平均速度に匹敵します。
このような神経伝導速度の測定や筋肉の反応の確認は、
実際の臨床現場でも検査として行われています。

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学生は、さまざまな生理学実習をグループに分かれて行いますが、
実習を通して実際に自分の手で実験を行い、
得られた結果と教科書を照らし合わせて確認することによって、
理学療法士に必要な生理学的知識を身につけていきます。
1年生は、
どのように行えば良い結果が得られるかを考えながら、
悪戦苦闘しながら取り組んでいます。
実習終了後にグループごとに割り当てられた実習内容の発表会が行われますが、
苦労して得た結果からどのような発表が行われるか楽しみです。

いよいよ発表間近!

こんにちは。理学療法学専攻の古川公宣です。

さてさて今年もこの季節がやって来ました。
4年生は、卒業研究のプレゼンと論文作成に奮闘中です。
古川ゼミでは、今年度3つの報告を行います。
どれも、今まであまり取り組まれなかったテーマに挑戦しています。
参考文献が少なく、苦労した分だけ喜びも大きくなるのでは・・・
このブログが掲載される頃には、
卒業研究の一連の行事は終了し、
ほっと一息というところでしょうか。
さて、もうひとふんばり!!

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第33回大分国際車いすマラソンに参加しました

理学療法学専攻 大川 裕行です。

去る10月27日(日)、台風一過の秋晴れの中、
第33回大分国際車いすマラソン大会が開催され、
国内外224名の選手(フルマラソン86名、ハーフマラソン138名)が
完走を果たしました.
(写真1:マラソン風景 第33回大分国際車いすマラソンスタート付近)

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フルマラソンの優勝者(T33,T53,T54クラス)は、
マルセル・フグ選手(スイス:1時間23分49秒)、
第2位(国内1位)は、山本浩之選手(福岡:1時間28分38秒)でした。
女子の優勝者(T33、T53、T54クラス)は、
マニュエラ・シャー選手(スイス:1時間38分07秒)。
土田和歌子選手(東京都)も同タイムでゴールし、
世界新記録を樹立しました。
(写真2:山本選手 ウォームアップ準備中の山本浩之選手)

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さて、一般に柔道やボクシングの選手は、体重別に競技を行います。
車いすマラソンでは、車いすを漕ぐ腕に、
重度の障害がある選手(T51クラス)、
障害がある選手(T32、T52クラス)、
腕には障害がない選手(T33、T53、T54クラス)の、
3つのグループで競い合います。
選手のクラス分けは、
IPC(国際パラリンピック委員会)の競技規定に則り、厳正に行われます。
今大会では、私を含めて7名のクラス分け委員(理学療法士6名、他1名)が、
大会初参加の選手22名(海外9名、国内13名)のクラス分けを行いました。
まず、大会前日(26日)に22名全員にメディカルテストを実施しました。
大会当日には、
ウォームアップ中と競技中の選手の実際の動きを観察して(テクニカルテスト)、
総合的にクラスを決定しました。
加えて、私は、スタート地点とゴールに立ち。
安全な競技運営のためのお手伝いにも参加しました。
(写真:クラス分け クラス分け(メディカルテスト)風景)

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また、今大会には、
車いすスポーツの研究を行っている星城大学卒業生も複数参加しており、
それぞれの視点で選手のサポートを行っていました。
このように、理学療法士は障害者のスポーツ活動にも深く関わっています。
(写真:競技終了後の風景(大分市陸上競技場))

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(大分国際車いすマラソン大会はホームページ
http://www.kurumaisu-marathon.comで公開されています)。