実践型教育って何? ~学部学生と地域の皆さんと教員と~

こんにちは。理学療法学専攻 林 久恵 です。


9月3日(水)に星城大学で開催した「脳と足の健康チェック2014」の報告
ご覧いただけましたでしょうか?


星城大学では、学部生と教員が連携して毎年 公開行事を開催しています。
この行事はリハビリテーションの視点から、地域の皆様の健康維持に
役立つことを行いたいという主旨で行っているものです。


リハビリテーション学部学生は3年生を中心に会の運営方法を検討し、
ご来場いただいた皆様の身体機能を測定して、
結果に応じた対策をわかりやすく説明します。
この一連の活動から健康推進の在り方を模索し、学内で発表会を行います。


この活動は、「実践型教育」の一部を構成するものでありますが、
「健康推進の在り方」を知るという本来の目的に加えて、
在校生間で「疾病予防」の意義を見直す良い機会になっているように思います。
1度、学生の声ものぞいてみてください


今年は新たな取組として、
「測定結果を見直す会」を10月11日(土)10:00-12:00に予定しています。
これは教員より、当日の測定の意義や全体の結果を見直して、
注意点などを報告させていただくものです。
現在 テキストを作成中で、
テキストを入れる手提げのデザインなども検討中しているところです。


学園祭と同時開催なので、ぜひお出かけください!
10月11日(土)、9:30頃より当日受付を行います。

体の動きの円滑さ(理学療法卒業研究)

こんにちは.理学療法学専攻 越智亮です.


星城大学の理学療法学専攻4年生は,
臨床実習を修了し,卒業課題研究に取り組んでいます.


私どものゼミでは,つまずいたり,滑ったり,よろめいたりしたときに,
転倒を回避するための足の踏み出し動作について研究を行っています.


今年度の実験は,写真のように対象者の身体腰部を牽引して,側方に傾斜してもらい,
検査者が任意のタイミングで牽引ベルトを解放することで,
サイドステップを誘発する方法を使っています.


ゼミの学生は,動作解析装置や床反力計を使って,
サイドステップを運動学的に分析しています.

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バランスを崩したときに,とっさに足が出ない,
あるいは足が出ても,その後に姿勢がふらついてしまえば,
結果的に転倒につながり,場合によっては骨折してしまうかもしれません.


転倒を防ぐためのステップは,足を素早く大きく踏み出すことが必要です.


足をとっさに,円滑に出すためには,体や足の筋肉の協調的な働きが重要です.


下の図のように,股関節と膝関節のモデルに対し,
赤と青のゴムひもが付いていたとします.

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足が地面から離れている時に赤のゴムひもが収縮すれば,
足の末端は前へ動きます.


このとき,青いゴムひもは緩んでいなければ,
スムーズに足の末端は前へ動かないでしょう.


しかし,青いゴムひもに余分な収縮があると,
前への足の円滑な動きは邪魔されるかもしれません.


足の末端を前へ動かす動作に対して,
赤いゴムひもを筋肉とすると"主動筋",青いゴムひもは"拮抗筋"といえます.


実は,転びやすい高齢者は,
元気な高齢者と比べ,足を前に踏み出す動作の時に,
上記のような主動筋と拮抗筋の筋肉同士の協調的な働きがうまくいかず,
足の踏み出し速度が遅くなっていることがあります(Ochi A, Yokoyama S, et al.: Differences in muscle activation patterns during step recovery in elderly women with and without a history of falls. Aging Clin Exp Res 26: 213-220, 2014.).

もちろん,ヒトの足にはたくさんの筋肉がありますので,
ある関節運動が起こるときに主動筋を助ける"協同筋"もあります.


一つの関節の動きでも,多くの筋肉が参加して協調的に働くことで,
円滑な体の動きを生み出しています.


私のゼミの3名の学生も互いに主動筋と協同筋になって
円滑に研究を進めていってもらいたいと願っています.


たま~に,私が学生達の研究に対して拮抗筋になることもありますが....

"最心技術"...理学療法士とロボットのコラボレーション

こんにちは。理学療法学専攻 阿部 友和です。

8月17日(日)、この日は夢の扉+(TBS系)の放送日でした。


この日の内容は、私の共同研究者のお一人で、「無動力歩行アシスト器」を開発した
名古屋工業大学の佐野明人先生の研究に対する"想い"を伝えるものでした。


恥ずかしながら、私は運動療法への応用についてコメントをしました。
恥ずかしながら初の全国テレビデビューです。。。


コメントの良悪は別として。。。
私は歩けない方に対する可能性と、理学療法士の存在価値について、
想いをコメントに込めました。
私はこの近年、リハビリテーションの運動療法技術が随分変化したように感じています。


その一端が歩行困難者に対するロボット介入です。
あるヒトはロボットを使うようになったら、
理学療法士の存在価値がなくなるのではないかと心配する方もお見えです。


しかし大切なのは、理学療法士はロボットを道具として使うことで、
理学療法士の存在価値が上がるような"使い方"へ導くことだと想います。


また、ロボットを使うことで、
理学療法士の存在価値が下がることを危惧する技術力ではいけない、
と本質的な問題に気づくことです。


さらに、ロボットの最新技術とヒトの最適技術を組み合わせ、
"最心技術"を提供することこそが大切だと思います。


あくまで、ロボットはヒトの技術を支える
"痒いところに手の届く道具"ですからね。
フィジカルをイノベーション。。。
理学療法士とロボットのコラボレーション。。。


「工学を繋ぐ理学療法士」に恥じないように、
面白い世界を創発したいと想います!

臨床実習報告会が開催されました

こんにちは。理学療法学専攻 松岡 文三です。


去る7月30日(水)に、
6月9日(月)から7月26日(土)までの7週間に渡って実施された
理学療法学専攻(PT)4年生を対象とした臨床実習Ⅲ-2についての
総まとめとして、臨床実習報告会が開催されました。


実習を終えた4年生の発表者は、
フロアからの熱の入った質問に対して真摯な姿勢で臨んでおり、
成長した学生たちを見ることが出来ました。


これからは、卒業研究ゼミや就職活動に加えて、
国家試験に向けてのグループ学習も始まり、
さらに忙しくなりますが、
クラス一丸となって乗り越えてもらえたらと思います。

動物慰霊祭が執り行われました

こんにちは。理学療法学専攻 大古拓史です。


去る7月15日(水)に動物慰霊碑前において慰霊祭が執り行われました。


星城大学では、生理学実習や研究において動物を用いることがあります。
学生は、生理学実習を通して身体機能をより深く学び、
教員は、研究において医学の発展に貢献することを行っております。
しかし、動物の命の犠牲の上にこれらが成り立っていることを十分理解し、
感謝の意を表することを行うべきであると思います。


星城大学リハビリテーション学部の教育目標の1つに「豊かな人間性」がありますが、
これはまさにこのような場面を指すと思います。
星城大学の学生は、指導的役割を果たす臨床家を目指す訳ですが、
さまざまな犠牲や助けの中で、自分が「今」を過ごしていることに気づき、
感謝の気持ちを忘れずに目標に向かって突き進んでもらいたいと願っております。


セミが泣き止まない大変暑い中での式典でしたが、多くの参加者の中、
厳粛に慰霊祭が執り行われ、
各人が今一度考える機会になったのではないでしょうか。

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臨床実習もいよいよ大詰め!

こんにちは。理学療法学専攻の古川公宣です。

4月はじめに始まった臨床実習は5月末に1回目が終了。
6月9日より2回目がスタートし、こちらも5週目に突入、
泣いても笑っても残すところあと3週間です。

星城大学4年生はこの限られた貴重な時間から、
将来の自分の方向性が見えてくるのではないでしょうか?

何事も時間に追われるということは、つらいものです。
(何も臨床実習に限ったことではありませんが・・・)
しかし、これからあと少しの学生生活も、
卒論、国家試験と期限付のものばかりです。
受験生のみなさんも同じですね。
さあ、皆さん、大きな区切りを笑顔で迎えるために
がんばっていきましょう!

神経筋障害理学療法学って何?

こんにちは。理学療法学専攻の江西一成です。


私は「神経筋障害理学療法学」という3年時の理学療法専門科目を教えています。
リハビリテーションの説明に際して、
「脳卒中によって片麻痺となった方々の日常生活を・・・・」と、
よく例に挙げられる疾患であり、
同時に、数か月後に臨床実習に赴く学生が接する機会の多い疾患でもあります。

このように名称だけはよく知られていますが、この疾患の実態はかなり複雑です。
その理学療法も、そのような背景を理解しておく必要があり、
1、2年時に習ってきた解剖学・生理学などの身体の正常状態、
その病的状態と治療を担う臨床医学、
そして理学療法の基本技術となる各専門科目などの知識を
総動員しなければなりません。

授業では、これまでの知識を踏まえつつ、
実際の症例をイメージしながら進めるようにしています。
学生もなかなか苦戦しているようですが、
自らの目標を再確認して努力の日々を送っています。


今おこなった努力は、
きっと学生自らの可能性と潜在力を開花させることでしょう。
その時を楽しみに、日々、厳しくも熱気溢れる授業を行っています。

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4年次臨床実習、最終週を迎える

こんにちは。理学療法学専攻の山田和政です。


4月7日(月)からスタートした4年次臨床実習も、今週で7週目(最終週)を迎えます。

臨床実習は、字の如く、臨床現場に身を置き、実際に患者さんを担当して
理学療法における実習を行うものです。
病院での臨床実習指導者の下、学内で学んだ知識・技術を応用して、
担当患者さんの問題点を見つけ出し、治療目標を設定し、
理学療法プログラムを立案し、実施します。
また、日々、患者さんと向き合う中で生じる疑問や課題にもしっかり取り組みます。


来週、学生たちが、人間的にも一回り大きくなって帰って来てくれることを期待しています。


学生による担当患者さんについての報告場面↓

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新入生病院研修を行いました

こんにちは。理学療法学専攻の太田進です.

5月9日 (金) 晴れ.理学療法学,作業療法学両専攻の新1年生を対象に,
新入生病院研修を行いました.
春日井市にある東海記念病院のご厚意で,毎年続けている研修です.
学生たちは,初めてのケーシー(医療用白衣の一つ)を着て髪の型を整え,
医療人として相応しい身なりとなり研修に臨みました.
大学からバスに乗り一路,東海記念病院に向かいました.
病院到着後,リハビリテーション室に向かい,
その会議室で病院・リハビリテーションスタッフより,
説明と激励を受け,見学をさせて頂きました.
見学は7-9人程度が1班となり,各班1名の教員がついて,
リハビリテーション室の中の理学療法,作業療法,水治療法,物理療法の治療風景を見学し,
その後、回復期病棟の見学もさせて頂きました.

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リハビリテーションスタッフからの説明と激励

本年度より,見学テーマを変更し,
より臨床的な視点に踏み込んで,理学療法・作業療法の治療で気づいた点,
どうしてあのような治療をしているのだろうか,
どのような位置に治療者は手を添えたり,抵抗を加えたりしているか,
そしてその意味は?などを考え,質問を積極的に帯同教員にしてもらいました.

大学に戻ってから,ボランティアで各班に2年生2名,3年生2名の計4名が,
見学テーマのまとめをするためのディスカッションとスライドの作成をサポートしてくれました.
1年生は,先輩たちに気づいたことを引き出してもらい,またスライドにまとめてもらいました.
そして、班ごとに1年生はそのスライドを用いて発表し,
その後一人ずつ研修の感想を言ってもらいました.

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先輩にサポートしてもらい,スライド作成


新入生たちは,コミュニケーションの重要性や治療の意味を感じたようで,
そのことを発表してくれました.
その中でもコミュニケーションは重要であるが,
その前に知識が必要だと感じたという感想があり,
そのような気づきは,これから治療者を目指していく学生として,
非常に重要でなことで,良かったと感じました.
更に,早く療法士になりたいという感想も多く聞かれ,
今年からテーマを臨床的な内容に踏み込んだことの成果ではないかと思いました.

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見学テーマの発表


新入生には,東海記念病院のスタッフ,患者様に感謝の気持ちを忘れず,
また,休みを返上で大学に来てくれた先輩たちにも感謝し,
今後の学業に臨んでもらいたいと思います.

細井平洲の言葉を胸に

こんにちは。理学療法学専攻の阿部です。


4月3日(木)、平成26年度星城大学入学式が挙行されました。
本年度も多くの新入生が入学し、キャンパスはとても活気づいています!

入学式にて、赤岡新学長のお言葉に、上杉鷹山(うえすぎようざん)
のお話がありました。

上杉鷹山は、J・F・ケネディ元アメリカ大統領や
ビル・クリントン元大統領に「もっとも尊敬する日本人政治家」
と言わしめた、江戸時代の米沢藩主です。
誰もが知っている名言、
「なせば成る、為さねば成らぬ何事も」
を残していることでも有名です。


この上杉鷹山の師は、実は東海市が産んだ偉大な哲学者、細井平洲です。

細井平洲は上杉鷹山に「勇なるかな勇なるかな、
勇にあらずして何をもって行なわんや」という言葉を上杉鷹山に送っています。

意味は、何をやるにしてもまず勇気が必要である。
何かをやろうとすると必ず反対するもの、抵抗するもの、
批判するものが出てくる。
それに屈しない心、勇気が必要であるという意味です。
 
私も新入生と在学生、そして教職員の皆さんとともに、
細井平洲の言葉を胸にイノベーション...頑張りたいと思います!


東海市荒尾町にある「平洲記念館」

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