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星城大学の学びがわかる

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2016.07.26

新美南吉 「おじいさんのランプ」 岩波文庫所収 『新美南吉童話集』から 1942年発行


~レビットのマーケテイング論大傑作論文(1960年)の先駆著作~

電気のない里で、おじいさんのランプはよく売れました。しかし、電気が来て、ランプは売れなくなります。このときおじいさんは、自分の売っていたのは、「ランプ」ではなく、「部屋を明るくすること」だったと気づき転業します。「売っているのは何かを考えなさい」という今でも人気の名論文を書いたのはアメリカの大学者レビットです。山里育ちの南吉が同じ考えを書いたのはレビットの、なんと18年も前。南吉の慧眼楽しむべし! 

(学長 赤岡 功)

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