第二回シンポジウムを開催しました。

第二回シンポジウムを開催しました。

本年度開学10周年を迎えた星城大学では,記念事業として,『響きあう人と社会―伊勢湾岸を“元気創造”の発信基地に―』をテーマとして,4回シリーズで講演会とシンポジウムを開催しております.

9月8日に,第3回目の記念事業として,『人・社会のありようと健康』をテーマにシンポジウムを開催し,東海市をはじめ近隣の行政関係者や地域住民など約200名の参加のもと,活発な意見交換が行われました.

シンポジスト4名の報告では,東日本大震災被災地である岩手県宮古市,沖縄県南城市,愛知県東海市,愛知県武豊町の事例を基に,地域住民の外出・買物活動,地域の絆(ソーシャル・キャピタル),市行政として健康づくりの取り組み,地域住民運営・参加型のサロン事業と介護予防など,それぞれから健康との関連について報告がなされました.

その後のシンポジウムでは,4名のシンポジストの報告に関して議論が交わされ,また,一般参加者の方々から貴重なご意見をいただきました.地域の人々の健康長寿に望まれる社会について,官学から発信される情報の共有と地域住民の主体性を尊重した連携,本学による地域での健康関連事業の提案と展開,そこでは学生の若さと行動力の活用が求められるとの結論を得ました.

  <星城大学開学10周年記念事業 第2回シンポジウム 開催概要>

    日時:9月8日(土)13:30~16:30

    場所:星城大学4号館4301教室

  シンポジストと報告テーマ

    平井寛氏(岩手大学工学部准教授)
    「外出・買物活動と環境 ―宮古市仮説住宅と知多半島のデータを用いた分析」

    白井こころ氏(琉球大学法文学部准教授)
    「地域の絆(ソーシャル・キャピタル)と健康心理資源 ―沖縄から社会と健康の関係を考える」

    後藤文枝氏(東海市市民福祉部健康福祉課統括主幹)
    「東海市における一人ひとりにあった健康づくりの取り組み」

    竹田徳則(星城大学リハビリテーション学部教授)
    「心理社会面に着目した住民運営主体の憩いのサロンによる介護予防:武豊プロジェクト」

  シンポジウム

   上記4名のシンポジスト

  コーディネーター:江西一成(星城大学リハビリテーション学部教授)

  総合司会:山田和政(星城大学リハビリテーション学部教授)

シンポジストと大学関係者
左から学長;水野氏,
シンポジスト;竹田氏,後藤氏,白井氏,平井氏,
コーディネーター;江西氏

ページトップへ戻るボタン