修了生の修士論文の内容が国際学術専門誌『Orthopaedic Journal of Sports Medicine』に掲載されました

修了生の修士論文の内容が国際学術専門誌『Orthopaedic Journal of Sports Medicine』に掲載されました

 2019年度修了生の安井淳一郎さんの修士論文の内容がスポーツ分野の国際学術専門誌『Orthopaedic Journal of Sports Medicine』に掲載されました。タイトルは、Preoperative Loss of Knee Extension Affects Knee Extension Deficit in Patients After Anterior Cruciate Ligament Reconstructionです。

 下記URLから詳細を確認できます。
 https://journals.sagepub.com/doi/epub/10.1177/23259671231151410

 この研究の内容は、重篤なスポーツ傷害である膝関節前十字靭帯損傷の再建術前に膝関節伸展制限(膝の伸びの制限)があった場合、12か月後にその制限が残る確率が3倍増えることを証明しています。つまり、手術前に膝の伸びを改善することが、その後中長期的な膝関節の機能(スポーツ復帰や変形性膝関節症予防)に重要であることを示唆しています。

 安井さんからのコメント:
 掲載まで苦しいことがたくさんありましたが、ようやく掲載に漕ぎ着けることができて、非常に嬉しい気持ちです。課程修了後にも声をかけ続けていただき、ご指導くださった太田先生に心より感謝申し上げます。今後も地道に研究活動を続けていきたいと考えています。
 オープンジャーナルのため、ぜひ多くの方に読んでいただき、感想や改善ポイントをお知らせいただけるとありがたいです。

ページトップへ戻るボタン