ベーチェット病患者のフレイルは生活の質低下と関連

ベーチェット病患者のフレイルは生活の質低下と関連

本学リハビリテーション学部の筒井秀代教授らの研究グループの論文「Prevalence of frailty and its association with quality of life in Japanese patients with Behçet's disease」が Clinical Rheumatology誌に掲載されました。 

 日本人ベーチェット病患者におけるフレイルの状態と生活の質 (QOL) との関連を評価することを目的に、40歳以上の50名の患者を対象に調査を行いました。
その結果、フレイルは12.0%、プレフレイルは69.0%、ロバスト (非フレイル) は18.0%でした。QOLとの関連を検討したところ、フレイル群はプレフレイル群と比べて、QOL評価尺度であるSF-36の得点が低いことが分かりました。さらに、フレイル評価指標とQOLとの関連では、歩行速度の低下は一貫して身体的QOLの低下と関連していた一方、体重減少は精神的側面と関連していました。
これらの結果から、日常診療において歩行速度や栄養状態を定期的に評価することが、フレイルおよびプレフレイルの把握や早期対応につながり、QOLの維持に向けた適切な支援や介入に寄与する可能性が示唆されました。
 本研究は、ベーチェット病患者におけるフレイルを検討した国内初の報告であり、世界的にも報告は限られています。

【掲載論文】
Prevalence of frailty and its association with quality of life in Japanese patients with Behçet's disease
SharedItリンク: https://rdcu.be/fdqRw

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