柳澤卓也助教らの研究論文がPhysiotherapy Research Internationalに掲載されました
柳澤卓也助教らの研究論文がPhysiotherapy Research Internationalに掲載されました
本学リハビリテーション学部の柳澤卓也助教らの研究論文「Possible sex differences in the morphological and functional muscle quality reflected by phase angle: implications for muscle quality assessment」が国際誌Physiotherapy Research Internationalに掲載されました.
近年の研究では,骨格筋の量だけでなく質も評価し,それぞれに対して適切な介入方策を検討することが求められるようになってきております.骨格筋の質に関しては評価方法等に十分なコンセンサスはまだ得られておりませんが,形態学的筋質と機能的筋質に分けて考えることができるとされています.一方で,体組成計での計測から得られる位相角(phase angle)はこれらの筋質を反映する指標と報告されています.
本研究では,地域在住高齢者を対象に,超音波エコー装置により評価した形態学的筋質と下肢の筋力を下肢の筋量で除して算出された機能的筋質を,それぞれphase angleを用いて評価する際の男女差の可能性を検証しました.本研究の結果から,phase angleは男性では機能的筋質,女性では形態学的筋質をより強く反映する可能性が示唆されました.この研究結果より,phase angleを用いて筋質を評価する際には,性差を考慮に入れる必要性があるかもしれません.
本研究は東海市健康推進課との共同事業である「東海市フレイルチェック会」から得られた知見となります.東海市健康推進課の皆様,ご協力いただきありがとうございます.
研究論文の内容はこちら
https://doi.org/10.1002/pri.70336