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2026.03.25

リハビリ系の年収は低い?職種・経験・勤務先別に徹底解説!


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「リハビリの仕事ってやりがいはありそうだけど、お給料が低いって本当?」
進路を考える高校生や保護者の方からは『リハビリ系の年収は低いのでは?』という声をよく耳にします。
実際の年収は勤務先や経験、地域によって大きく変わり、平均値を見れば安定した水準です。キャリアの積み方によって、収入アップを目指すことも可能です。
本記事では、リハビリ系の年収を平均値・勤務先別の違い・年齢や地域差・収入アップの方法まで解説し、星城大学での学びが将来のキャリアにつながることも紹介します。

1. リハビリ系の年収はどれくらい?【平均年収と実態を解説】

「リハビリ職は年収が低い」と言われることがありますが、実際には勤務先や経験によって幅があります。まずは平均的な水準を確認してみましょう。

厚労省統計では、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士をまとめて1つの区分として集計しています。
この区分における平均的な収入データは以下の通りです。

  • 平均年収:約444万円
  • 平均月収:約31.1万円
  • 年間賞与:約70.4万円
  • 男女別平均年収:男性 約444万円/女性 約426万円

(※出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査(令和6年)」

一方、日本の給与所得者の平均年収は約478万円(国税庁調査)とされています。
この比較からも、リハビリ職の年収は全国平均よりやや低めであるものの、比較的若い年齢層が多い職種である点を踏まえると、一概に低水準とは言い切れません。
国家資格としての専門性や信頼性が高く、医療・介護分野で安定したニーズがあります。また、全国各地で働ける点も特徴のひとつといえます。

単に年収の数字だけで判断するのではなく、安定性や社会的意義の大きさも含めて、リハビリ職は将来を見据えた魅力あるキャリア選択のひとつといえるでしょう。

(※出典:国税庁「民間給与実態統計調査」

2. 勤務先・働き方別に比較!リハビリ系の年収の違い

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リハビリ職の年収は、職種そのものよりも「どこで働くか」「どんな働き方をするか」によって大きく変わります。
ここでは、主な勤務先ごとの年収傾向と、それぞれの特徴を紹介します。

勤務先 年収の目安 特徴
病院・クリニック(民間) 約420〜460万円 安定性・教育体制が整っており、チーム医療の中で専門性を磨ける。経験年数や職位に応じて昇給
公務員(公立病院・自治体・保健センター・特別支援学校など) 約430〜460万円 地方公務員として勤務。給与表に基づく安定した支給と福利厚生、退職金制度が魅力。人事異動や転勤の可能性も
介護老人保健施設・福祉施設 約380〜420万円 利用者との関わりが長期的。夜勤は基本なく、終業時間が安定しており、働きやすい環境。地域に密着したケアが可能
訪問リハビリ・在宅医療 約400〜450万円 自由度が高く、訪問件数に応じた出来高制で収入が増える可能性も。スケジュール調整力が求められる働き方
自費リハビリ・フリーランス・開業 約400〜800万円程度
(成功した場合の一例)
自由度・収入の上限が高い反面、ビジネス力や集客力が必要。成功すれば高収入も可能だが、個人差が大きい

3. 年齢・経験・地域で変わるリハビリ系の年収【年代別推移と地域差】

リハビリ職の年収は、勤務先だけでなく、年齢・経験年数・勤務地域によっても変化します。
ここでは、年代ごとの年収の推移と地域による違いについて解説します。

●年代別の平均年収(推計)

リハビリ職(PT・OT・ST含む)の給与は、年齢や経験を重ねるにつれて、徐々に上がっていく傾向が見られます。

年代 推定年収(目安) 備考
20代前半 約330〜370万円 初任給は月20〜22万円程度
新卒〜3年目程度。賞与や手当はやや少なめ
20代後半 約370〜420万円 実務経験がつき昇給が始まる時期。役職はまだ少数
30代(中堅期) 約420〜470万円 主任・リーダークラスの役職がつく人も。収入も安定期へ
40〜50代
(ベテラン期)
約450〜500万円台 管理職や専門職として高収入を得るケースも

※上記は統計値(所定内給与+賞与)をもとにした推計であり、実際の給与体系や施設の規模によって差があります。

●地域による年収の違い

同じ職種でも、働く地域によって年収に差が出るのも事実です。

地域差が生まれる要因

  • 地域の物価・人件費水準
  • 都市部の方が求人数は多く、競争の激しさや役職数も多い
  • 地方は生活コストが低く、給与水準もやや控えめ
地域 月収の傾向 備考
東京都・神奈川県など 約32〜35万円 大規模病院や専門施設が多く、高め
大阪府・愛知県など 約30〜33万円 安定的に高水準。都市部での需要大
地方(東北・中国・四国など) 約28〜31万円 比較的低めだが生活コストも抑えられる

※出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」令和6年分データ

4.リハビリ系で年収を上げる方法【5つの具体策】

リハビリ職は、働き方や努力次第でさらに収入を伸ばすことが可能です。
ここでは具体的な方法を紹介します。

  1. 専門資格・認定資格を取得する
    理学療法士や作業療法士には、「認定理学療法士」などの専門資格があります。
    これらプラスαの資格を取ると、資格手当がついたり、スペシャリストとして評価されたりします。また、専門分野に強くなることで、より責任のある仕事を任されるチャンスも広がります。
  2. 管理職・リーダー職を目指す(昇進)
    ある程度経験を積むと、「主任」や「チームのまとめ役」など、リーダー的なポジションを任されることがあります。
    このような立場になると、給与が上がり「役職手当」といったプラスの収入がつくことがあります。
    また、チームマネジメントや教育担当を経験することで昇進の可能性が高まります。
  3. 条件の良い職場へ転職する
    同じリハビリの仕事でも、働く場所によってお給料に差があります。
    ある程度経験を積んだ後、給与水準の高い訪問看護ステーションや大手医療法人へステップアップするのも選択肢のひとつです。
    例えば、訪問リハビリ(自宅に行ってサポートする仕事)、都会の大きな病院、自費リハビリの施設など条件次第では収入が上がるケースもあります。
  4. 副業・兼業で収入源を増やす
    スポーツトレーナー活動や、専門知識を活かしたセミナー講師、執筆活動、オンライン指導などで副収入を得るケースも増えています。
  5. 自分でお店を開く・フリーで働く
    もっと大きく年収を上げたい人は、「自費リハビリ」を開院し独立して働くという選択もあります。
    保険を使わないリハビリサービスは料金設定の自由があるため、成功すれば年収800万円以上になるケースもありますが、個人差が大きい点には注意が必要です。
    また、経営や集客など、リハビリ以外のスキルも必要になるため、しっかり準備が必要です。

国家資格という強力なベースがあるからこそ、自分の興味やライフスタイルに合わせて収入をコントロールできるのが強みです。

5. 星城大学リハビリ系学部のキャリア支援と年収へのつながり

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リハビリ職で安定した収入やキャリアアップを目指すには、「社会から必要とされるセラピスト」になることが第一歩です。星城大学では、リハビリ系の学部において、学生一人ひとりの将来を見据えた実践的な教育と就職支援を行っています。

●国家試験合格への徹底サポート

星城大学リハビリテーション学部では、理学療法学専攻・作業療法学専攻の2つの専門コースがあり、いずれもリハビリに必要な基礎知識と臨床技術を段階的に学びます。
教育方針としては、専門職として人々の生活を支える力を育成することが掲げられています。
また、国家試験合格率が高い実績も特徴です。
直近の実績では、理学療法学専攻で100%、作業療法学専攻でも90%以上の合格率となっています。(全国平均を上回る水準)
これらの実績は、基礎教育の質の高さや国家試験対策の充実を示しています。

●実習・臨床経験の充実

星城大学では、1年次から段階的に「見学実習」「評価実習」「総合実習」などが用意されており、医療・福祉現場のリアルを早い段階で経験できます。

  • 学内には専用の実習施設や機器が整備されており、事前練習も安心
  • 医療機関・福祉施設などの協力施設での長期実習を通じて、臨床力を養う
  • 実習後には教員と振り返り面談・フィードバックがあり、着実にスキルアップ

このような実践重視の教育は、就職後すぐに現場にスムーズに適応するための基盤づくりにつながります。

●地域・スポーツ分野への広がり

病院だけでなく、地域医療やスポーツ分野など、多様なフィールドでの活躍を想定した教育を行っています。幅広い選択肢を持つことは、将来のキャリア(=収入の柱)を増やすことにつながります。

●手厚い就職サポート

2024年度の就職率は100%(2024年度実績)となっています。
キャリア支援センターでは、学生一人ひとりの希望に合わせ、待遇面も含めたきめ細やかな就職指導が行われています。
大学独自のネットワークを活かし、病院・施設・自治体など、幅広い分野の就職先を検討しやすい環境が整えられています。

6. まとめ|リハビリ系の年収と、仕事の価値・キャリアの将来性

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リハビリ職は、「年収が低い」というイメージを持たれることがありますが、実際には勤務先・経験・地域・働き方によって大きく変わります。
そして、国家資格取得後も努力を重ねることで、安定した収入やキャリアアップも十分に目指すことができます。

さらに、リハビリの仕事は、AIやテクノロジーが進化しても、人の手と心が必要な仕事です。機械には代わりきれない「人の手」と「心」で、体や心に寄り添い、生活の再建を支える、そんなリハビリ職は、今後も、社会の中で一定の役割を担い続ける仕事だと考えられています。

星城大学リハビリテーション学部では、国家試験合格に向けたサポートはもちろん、キャリア形成プログラムや実習を通じて、卒業後の進路も丁寧に支援しています。その結果、多くの学生が医療・福祉の現場で活躍し、安定したキャリアを築いています。

どんな働き方を選ぶかで、リハビリ職の未来は大きく広がります。
あなた自身の「なりたい将来像」に向けて、一歩ずつ進んでいきましょう。

リハビリテーション学部 リハビリテーション学科 学科長 坂井 一也

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