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2026.03.27

リハビリ学部の学費はいくら?私立・国公立を徹底比較


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「リハビリ系の学部に進学したいけれど、学費が高いのでは?」
そんな不安を感じている高校生や保護者の方は少なくありません。リハビリテーション学部は専門的な設備や実習が必要なため、文系学部などに比べると学費が高くなる傾向にあります。とくに私立大学と国公立大学では費用に差があることが多く、「どちらが自分に合っているのか」「無理なく通えるのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。
こうした不安を解消するには、まずリハビリ学部の学費の全体像を正しく把握することが大切です。費用の仕組みを知っておくことで、後悔しない進路選びにつながります。
本記事では、「リハビリ学部の学費」をテーマに、国公立と私立の違い、意外と見落としがちな学費以外の費用、奨学金などの支援制度まで幅広く解説します。さらに、星城大学の具体的な金額も取り上げながら、進学にかかる費用をイメージしやすいよう整理しました。
また、「学費を抑えたい人が取るべき工夫や視点」にも軽く触れ、リハビリ学部の学費に関する不安を一つずつ解消し、安心して進路を選べるようサポートします。

1. リハビリ学部とは?学ぶ内容と目指せる職業

リハビリ学部とは、けがや病気、障がいによって生活に支障がある人の「回復・自立」を支える専門職を育成する学部です。主に理学療法士(PT)や作業療法士(OT)といった国家資格の取得を目指す学科が設置されており、医療系の中でも実践的な学びが多いことが特徴です。

学部での学びは、解剖学や生理学などの基礎医学から、運動療法・日常生活動作の支援、実習を通じた臨床経験まで多岐にわたります。1年次から医療現場を意識したカリキュラムを導入している大学も多く、即戦力となる人材の育成が重視されています。

卒業後は国家試験に合格することで、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)として病院や介護施設、リハビリセンター、地域医療の現場などで活躍できます。また、より専門性を高めたい人は大学院に進学し、研究や教育の道に進むケースもあります。

近年では高齢化の進行により、リハビリの重要性が高まっており、リハビリ専門職のニーズも増加傾向にあります。今後も安定した需要が続くと考えられています。

2. リハビリ学部の学費はいくら?【私立・国公立で比較】

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リハビリ学部の学費は、国公立で約250〜300万円、私立で約450〜700万円が一般的な目安とされています。

国公立大学の学費は文部科学省の定める標準額に基づき、全国ほぼ一律に設定されています。実習費も比較的抑えられているため、卒業までの費用を見通しやすいのがメリットです。

一方、私立大学は初年度納入金が高めで、設備費や実習費が大学ごとに大きく異なります。入学金や施設費などを含めると、4年間で約500万〜700万円に及ぶケースもあります。

医療系学部は、専門設備や実習指導が必要なため、一般学部より費用が上がりやすい特徴があります。特に私立大学では、手厚いサポート体制やカリキュラムの充実度によって費用差が生まれやすい点も押さえておきたいところです。

このように、「どの大学を選ぶか」によって学費には倍以上の差が出ることもあるため、費用面をしっかり把握し、自分に合った進学先を見極めることが大切です。

【国公立・私立の学費比較(目安金額)】

項目 国公立大学 私立大学
入学金 約282,000円 200,000円〜300,000円
年間授業料 約535,800円 1,300,000円〜1,800,000円
4年間の総額 約2,425,200円 約5,500,000円〜7,000,000円

3. 大学別に見るリハビリ学部の学費例【星城大学ほか】

リハビリ学部の学費は大学によって大きく異なるため、具体的な金額を確認しておくことが大切です。ここでは、星城大学を含むいくつかの大学の例を紹介します。

まず、星城大学のリハビリテーション学部(2025年度)では、入学金約25万円、授業料80万円、維持費46万円、教育充実費11万円、実験実習・設備費15万円などとなっています。
さらに、ノートパソコン代や実習関係費など、学費以外の費用も別途必要です。同大学では独自の奨学金制度や学費減免制度が整っており、条件を満たせば経済的負担を軽減することができます。

※出典:星城大学「学費・授業料・奨学金について」

比較として、他の私立大学では初年度納付金が年間で140万〜180万円前後、4年間の総額は約550万~700万円になるケース一般的です。大学や教育環境によって費用に幅があるため内容と費用のバランスをしっかり確認することが大切です。

一方、国公立大学は入学金や授業料が全国的でほぼ統一されており、入学金は約28万円、年額授業料は約53万5,800円が一般的です。4年間の総額は約240万〜260万円となり、コスト面で比較的安定しています。

このように、同じリハビリ学部でも大学ごとに学費の構造や実習費の扱いが異なるため、最新の募集要項をもとに無理のない進学計画を立てることが重要です。

4. 学費以外に必要な費用とは?見落としがちなポイント

リハビリ学部では、授業料以外にも必要となる費用が複数あります。これらを事前に把握しておくことで、より現実的な進学計画を立てることができます。

まず、教材費や参考書代です。専門書は1冊あたり高額なものも多く、年間で数万円かかることがあります。次に、臨床実習が始まると、実習先までの交通費や宿泊費が発生する場合があります。実習期間は数週間〜数か月に及ぶこともあり、地域や配属先によっては負担が大きくなるケースもあります。

また、国家試験対策費用も見落とされがちです。模擬試験の受験料や対策講座の受講料など、年間で数万円程度かかることがあります。星城大学でも、実習関係費やノートパソコン代など、学費以外の費用が必要になる点が公式サイトで明示されています。

さらに、大学によっては白衣・実習着・シューズなどの実習用品購入費も必要です。近年では、ノートパソコンやタブレットの購入が必須とされている学部も増えており、入学前に準備が求められる費用として押さえておくべきポイントです。

このように、リハビリ学部では「学費+α」の費用がかかるため、総額でどれくらい必要なのかを把握しておくことが安心につながります。

5. 学費が不安な方へ|奨学金・支援制度の活用方法

リハビリ学部の学費は高めですが、奨学金や支援制度を活用することで負担を大きく減らすことができます。とくに医療系は自治体や大学独自の制度が充実しているため、早めに情報を集めておくことが重要なポイントといえます。

まず、多くの学生が利用しているのが、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金です。給付型(返済不要)と貸与型(返済あり)があり、家庭の収入状況や学力条件に応じて利用できる制度です。

また、医療系では自治体が実施する修学資金貸与制度も幅広く活用されています。卒業後に指定された地域や医療機関で働くことで、返済が免除される場合があり、将来の働き方を考えながら利用できる制度です。

星城大学でも、学費減免制度や独自の奨学金が用意されており、成績や家庭状況に応じて利用できます。私立大学は学費が高い分、こうした支援制度が手厚いケースも多いため、大学ごとの制度を比較することが重要です。

そのほか、日本政策金融公庫などの教育ローンも選択肢の一つです。返済期間や利子が一般のローンより優遇されていることが多く、必要に応じて検討できます。

学費の不安は、制度を知ることで大きく軽減できます。進学を検討する段階で、利用できる支援制度を必ずチェックしておきましょう。

6. 費用だけで選ばない!大学選びで大切な3つの視点と工夫

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学費は大学選びにおいて重要な要素ですが、費用の安さだけで判断するのは避けたいところです。学びの質・サポート体制・将来のキャリアという3つの視点を持つことが、納得のいく進路選びにつながります。

まず1つ目は、国家試験の合格実績です。リハビリ学部では、理学療法士や作業療法士の資格取得が大きな目標となります。大学によっては、国家試験対策が手厚く、合格率が高いところもあり、投資した学費に見合う成果が期待できます。

2つ目は、実習や就職サポートの体制です。実践的な学びを重視する学部だからこそ、実習先の確保や就職支援がどれだけ整っているかは重要です。地域医療との連携やキャリア支援センターの充実度なども事前に調べておくとよいでしょう。

3つ目は、学費を抑えるための工夫や選択肢です。国公立大学を目指す、地元進学で生活費を抑える、特待生制度や奨学金制度を活用するといった方法はいくつかあります。星城大学のように、奨学金制度が充実している私立大学も選択肢の一つです。

このように、単に「学費が安い」ではなく、費用と学びのバランスを見極めながら大学を選ぶことが、納得のいく道につながります。

7. まとめ|リハビリ学部の学費を正しく理解して進路選びに活かそう

リハビリ学部は、国家資格取得に直結する専門的な学びが求められるため、学費や関連費用は決して安くはありません。特に私立と国公立では、4年間で数百万円の差が生じるケースもあります。奨学金や修学資金貸与制度、大学独自の支援制度を活用すれば、負担を抑えながら学ぶことも可能です。

また、学費だけでなく、国家試験対策、実習環境、就職支援などの学びの質やサポート体制、将来のキャリアとのバランスを考えて大学を選ぶことが、後悔しない進路につながります。

星城大学をはじめ、多くの大学で具体的な学費や支援制度が公開されています。進学を検討する際は、最新情報をもとに比較し、無理のない計画を立てることが安心につながり、自分に合った進路を考える際の判断材料になります。

リハビリテーション学部 リハビリテーション学科 学科長 坂井 一也
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