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星城大学の学びがわかる

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2015.03.11

意義深い異文化交流―小さくても大きくても―


皆さんこんにちは。

経営学部の加藤知子です。

「言語文化」という科目を担当しています。


世界には190以上の国・地域があります。

孤立したり対立したりすることのないよう、お互いに友好を深められればいいですよね。


日本が、国と国との架け橋の役割を担うが如くのプロジェクトが、

日本政府主導で、今、動いています。


25ヶ国・地域の中学生や高校生、大学生等が日本に、日本からも12ヶ国・地域へ、

青少年の大交流というものです。


日本/北米間交流は文字通りKAKEHASHI Project-The Bridge for Tomorrow、

日本/アジア・太平洋地域交流は、JENESYS

(Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youth) Programme 2.0

と呼ばれています。

このプロジェクトで、多くの青少年が日本ファンになり、

日本ファン同士仲良くなれたらいいですね。


このJENESYS Programme 2.0の一環で、2014年10月24日にはミャンマー大学生25名が、

2015年2月12日には東ティモール大学生17名が、星城大学を訪問、本学学生と交流しました。


わたしは、これら交流行事の、企画・連絡・調整・運営に携わるという貴重な体験をしました。

国際センターだけではなく、経営学部・リハビリテーション学部の先生方と一緒に

取り組むことができたのも新たな挑戦でした。

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一口に国際交流と言うのは簡単ですが、

言葉や価値観が異なる国の皆さんとの交流は楽なものではありません。

しかしながら、自分の考えと全く同じ存在は自分しかいないのだし、

違う考えに触れると、そこから学ぶこともたくさんあります。


このブログを読んでくださるのは高校生の皆さんが多いと思うのですが、

大変だなあ・・やめておこうか・・・と思っても、必要なことならチャレンジしてみませんか。

きっと成長が実感できます。


ちなみに、ミャンマー大学生・東ティモール大学生と交流した星城大学生諸君は、

他国の人たちとの交流をためらっていたけれども、交流行事を経て、また交流したくなった、

英語を勉強しようと思った、など、挑戦意欲が高まっています。


最後に、わたしが仕事をする上で、心の支えとなっている言葉はいくつかあるのですが、

その中の一つに、

「あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう」


というのがあります。

学内での国際交流は、グローバル世界の中では小さな出来事ですが、

今後、同じような機会が与えられたら、またがんばってお仕事させていただこうと思いますし、

学生諸君にも是非参加してもらいたいと願っています。


星城大学は、学内の異文化交流から、2週間ほどの海外スタディツアー、

1年間の海外留学やインターンシップなどの機会を提供しています。

異文化を体験してみたい皆さんを応援します。

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